オージーにおすすめの日本映画

オージーにというよりかは、イワユル海外で生活をしていて、こっちの人、いわゆるオージーや他の国の特にヨーロピアンなど、日本の文化を全く知らない人に紹介するのに、どんなものがいいだろうかと考えてみる。

日本の外国におけるい目0時、ステレオタイプはまさに、スシ、テンプラ、サシミ、スキヤキ、ニンジャ、サムライ、ハラキリ、、、本当に相変わらずのラインナップだけど、特にオーストラリアで人気だと感じたのはニンジャだ!

忍者ネタのジョークやニンジャスキル(忍術)、そして誰もが知ってる忍者漫画ナルトなど、かなりニンジャには食いついてくる。香取信吾のニンジャ服部君もいいんだろうけど、さすがにあれは無茶苦茶だし、ラストサムライは昔の話だし、現在の日本を反映してはいない。

その中で、最近一番グンを抜いてオススメなのが、おくりびとだ! English TitleはDepartures。映画は大好きで時間があれば、見るように心がけているのだが、日本から聞こえる、おくりびとの時の期待はすごかった。


おくりびとを見たのは、カナダに上陸してからだったが、アカデミー賞を取ったおかげで、海外での公開もぞくぞくと決まり、バンクーバーにも小さな映画館ではあったが、その波はたどり着いた。平日だったので、空いていたが見終わって、この映画がアカデミー賞を取ったのが分かる!とすぐに感じたジャパンが発信する渾身の作品だった。

今のジャパンの田舎の美しい景色、東京という大都市での生活とのコントラスト、難しい文化や、理解しにくい表現もたくさんあり、その中でも特に際立つのはたっぷりと含まれているブラックなユーモアやジョーク(笑)

で、何より、通訳がすばらしかった。カナダなので、英語のサブタイトル付でみたのだが、映画そのものも素晴らしいけれども、おくりびとに関してはサブタイトルがあってこその映画であり、Departureという映画が今までの古い殻を破り、映画界の通訳・翻訳業界の新しい扉を開いたといっても過言ではないくらいの衝撃だった。

そして、もちろん、世界が誇る久石譲の音楽。Ryuichi Sakamoto や Joe Hisaishiは海外でも楽譜が出ており、知名度も高く、ピアノ好きの昔のルームメイトも楽譜を持っていたくらいだ。今度、おくりびとの楽譜かサウンドトラックをプレゼントしてあげようと思ってたのに、気づいたらオーストラリアに来てしまった。

しかし、実際の話、旅で出会った人やホストファミリーの人など、オージーだけに限らず、海外の人に今の日本を紹介するのに、ぴったりの映画だし、一緒に自分も見て号泣することウケアイだ。(笑)英語字幕もあるので、プレゼントにもぴったりだし。そんな値段も高くないので、今ではわたしは片っ端からこのDepartureを紹介しようと心がけているのだ。

どこかで安く売ってればいいんだけど。ブロックバスターでもチェックしてみようか。

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