今日の橋

今日の橋は、William Jollyだ。1932年3月30日に開通した、NICEなシェイプの素朴な橋は、シティサイドより南へステイトライブラリー(SLQ)にと繋がっている。たどり着く場所はニッティングニードル橋(正しくはKurilpa Bridge)と同じ場所だが、ニッティングニードルと違いウィリアムジョリーは車も通る。だけど、もこっと盛り上がったアーチな感じで高いし、眺めもいいし、夕日の中のウィリアムジョリーはヨーロッパ風のイカシタ橋だ。

モルティカルチャーなティーンエイジャーの女の子達がべちゃくちゃおしゃべりをしながら横一列に歩き、少しするとジョギングしているおじさんが前からやってくる。雲ひとつない空はキレイで少し夕日の色になりはじめてきている。公共の場所で酒を飲んだら、イリーガルだってのに、今わたしがオーストラリアで一番好きなCoopers Pale Aleの空き瓶が転がっている。もう、絶対にビール飲みながらいい気分でウィリアムジョリーを渡ってやがったはずだ。そんなちょっとした橋の上の一片も絵になる。



交通量は相変わらず多くて、車はどんどん通り過ぎてるけれども、歩行者通路はトラフィックから切り離され、ゆったりとした空気が流れているような気がする。前からベビーカーを押しながら、ハウスワイブスがやってくる。全く、ウィリアムジョリーって橋は、ブリスベンでの人々の生活を反映しているような気もしてくる。

自転車で走っていると、ふうっとそんな光景が目の前を過ぎ去ってくるから、色々な情報が入流れこんでくる。ホームレスがいる橋もあれば、いたずら書きの多い橋や、人専用、チャリ専用など。ブリスベンはブリスベンリバーにばちっと分断されているシティだから、橋がとにかく多いのだ。

ちなみに、ウィリアムジョリーのやつも隠しだまを持っている。夜のライトアップは橋の両サイドから当てられ、花柄だったり、アボリジニの顔だったり、アートなライトアップを見せてくれる。ベストの位置はやはりお気に入りのサイクリングレーン。まさにスペシャルスポットなのだ。ちょっと夜は怖いって、場合はシティキャットからもがちっと見れるので、船ってのも味がある。

こんな風に色んな味があるブリッジなんだから、いつも、渡っている橋をちょっと視点を変えてみるのもなかなか面白い遊びだと思うので、是非みんな試してほしい。なんて、ブラタモのタモさん風にちょっと橋についてアツク語ってみた次第である。笑


夜はこんな感じなのさ。

人の顔。

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