環境が違う


国によって異なる天気だけれども、例えば北米・カナダのバンクーバーは今、雨季にあたる。いゆる、レイニングシーズンというやつだ。こいつが、なんとも厄介なやつで、冬の時期、大体10月から3月頃までしとしと、とにかく雨が降る。中心地のダウンタウンは西海岸の影響もあり、滅多に雪は降らいのだが、この降り続く雨は、ローカルの山々、そしてご存知、北米最大級スキーリゾートのウィスラー・ブラッコムでは雪となり、降り積もる。

スノーボーダーであるわたしにとっては、雪の事を考えるだけでわくわくしてしまって、雨なんかさっぱり気にならなくなってしまうが、本当に数週間ぶりに太陽が顔を出して、陽を照らしてくれるのは気持ちいい。

ありがたい事に、日本の梅雨のようにじめじめと蒸し暑くないけれども、バンクーバーでは約5ヶ月程これが続くのだから、これは結構まいってくる人も多いと思うけれども、逆にこの時期が外で遊ぶ事ができない、最高の勉強の時期だと密かに思っているのですが、みなさん、生活環境について考えた事ってありますか?笑

『気候』というのは、自分を取り囲む重要な生活環境だけれども、他にもその街や国の『人間性』や『性格』、『名産物』や『スポーツ』、数え上げたらキリがないけれども、その中でも『気候』というものは、人間の人格を作り上げていく為にも大きな影響があるとも言われている。

他にも例えば、周囲の人間の影響など。学校に行くと、お金を払って勉強をしており、ひとつの目的を達成する為に一生懸命な人達が多い。そして、そういった中に入り込めば、自分自信のやる気アップにもつながるし。日ごろ、ストイックに物事に取り組んでいる人も多い。

ヨガや他のスポーツでも、カナダの人たちは真剣に物事に取り組む人が多い印象を受ける。よく、〈I push myself harder〉という言葉を良く耳にする。もっと、自分に厳しく、自分を押して、努力するという意味で使う。気候環境が性格を変えるという意味では、トロピカル気分のビーチなオーストラリア人と比べても比較的カナディアンはこういう傾向の印象がある。

そういう意味では、自分に厳しくいたい人が住む環境として、こういったストイックな人達が住んでいる環境は自分をさらに上に押し上げてくれる環境だとも言えると思う。

他にも、【住居環境】カナダではセントラルヒーティングというシステムがあり、家の中央から各部屋全体に空気がつながっており、家又はビル全体を一定温度に保つ事が出来る。これも、寒い国で生きるならではの発想だと思う。これなら、トイレに行く時に寒い思いもしないし、廊下が寒いなど、という事もない。こういった環境であれば、雨で憂鬱かもしれないけれど、家の中は快適で過ごしやすい環境だ。

さらには、公園や自然が近く、【リラックスしやすい環境】柔らな発想も出来やすいし、怒りにくくストレスがたまりにくい環境である。

【文化が違う環境】
というのも刺激的だ。イエス・ノーをはっきり言う欧米文化では、飲みの誘いや遊びも平気で断り、今日は勉強する。家でゆっくり休む。などとマイペースに生活をしており、無理をしない。そして、ノーという相手を無理に誘う事はなく、相手をリスペクトして敬意を表している。 むしろ、逆にイヤだと言っているのに、無理に誘ってくる人は相手に敬意を払っていないし、とても下品な人だと思われてしまうと思う。

こういった環境だったら、誘惑にも負けにくいし、自分自身を磨く時間も増えていくのではないだろうか。

結果はどうであれ、モチベーションがすごく高い人。一生懸命ジョギングしている人、物事にに真剣に取り組んでいる人を見ると、すごく良いオーラを受ける事が出来るし、その環境が自分に強いオーラをくれるきっかけになるし、自分の気持ちも引き締まる。生き生きとしている人や必死な人が多ければ、その環境に少なからず影響を受けるはずだ。

『全力で働き、全力で学び、全力で遊ぶ』 スポーツや趣味も全力でやれば、プロフェッショナルの域にも達するし、ビジネスレベルにも到達する。大きくなくても具体的な例があれば、夢もイメージしやすいし、向上心もあがる。

今日のトップの写真は仕事関係で知り合った、もう付き合いの長くなる友人の取った写真で、バリバリ仕事をしながら週末はPhotographyの学校へ通い、写真の勉強をしている。みるみる写真も上達して、結構バンクーバー、ローカルのウェブサイトなどで写真が選ばれているみたいでかなり頑張っていると思う。発想も面白いし、ポジティブで話す度に刺激を受ける素敵な人なのだ☆ photo by just_jeanette

環境を変えるという事は、大変な事だし、環境を変えればいいってものでは決してない。だけど、環境を考えるという事はとても大事で、おろそかにしてはいけないものだと思う。

子供を育てる環境、働く環境、学ぶ環境、愛情を育む環境、年を取ってから住みたい環境、バリバリと最前線で働ける環境、のんびりと自分の時間を大事にする環境。環境っていう言葉は置き換えてみると自分の世界(ワールド)みたいなものかもしれない。

自分自身の世界は自分で作るもので、自分がどんな世界に住んでみたいのか?どんな世界を、どんな人と築きあげていきたいか?こういった事をふと考えてみるだけでも、自分をみつめなおすきっかけにもなるかもしれない。

わたしはやはり、[ヨガの出来る環境]が欲しいので 笑、いかにヨガをする空間や環境を自分の生活に組み合わせていくか試行錯誤である。

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