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Showing posts from August, 2010

何か勘違いしていること

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インターネットってものが普及して、『世の中のバランスが崩れはじめている。』と断言できるようになったのは、今に始まった事ではない。 ネットサーフィンというものは楽しく、場合によっては、その世界から抜け出せなくなってしまう人達もいるし、それは日本だけではなく、世界中に溢れかえっている。 例えば、インターネットとは、何か?と一言で表せ、と言われたら、みんなは何て答えるのだろうか? この質問には答えなんかないと思う。ただ、定義として表せとか、キレイ事を言えと言われたら、様々な答えが出てくると思うけど、実際みんなが思っている事は【タダで情報が手に入るツール】としか考えていない人は多いと思う。まぁ、プロバイダー料金がどうとか、電気代がどうこうとか言ったりして、あげあしを取る事はいくらでも出来るけど、今の段階でそこはポイントではない事は理解して欲しい。 こんな事をわたしが言える義理はないのだが、日本人のみんななら、【タダほど怖いものはない】という言葉も聴いた事があると思う。これは、どういう意味だろう?辿っていくと、ようするに、『おいしい話(タダ話)には裏がある。』という事ではないのだろうか? なんで、こんな事を急に言い出したかというと、日本にはインターネットの重大性を示すものが少し曖昧すぎるのではないかと感じる事があるからだ。 例えば、インターネットのデメリットはひとつを検索すると膨大な情報があふれ出てきて、何がなんだか分からなくなってしまう事。また、本当に必要な情報以外が出てきてしまったり、まったく関係ない事やその情報がある特定の条件を満たした人にしか当てはまらない事もある。 ここまでは、わかっている人は多いかもしれないけど、この次に働きかけるものとしては、人間というものは、自分自身が不利になる事や良くないものは、無意識のうちに排除して、自分にとって都合の良い情報だけを吸い込むという事をしてしまう生き物であるというあるという事だ。 いくら調べものをしても出て来ない。そこで、誰かのクチコミを発見する事になる。そこには具体的な年代や条件が記されていないが、なにやら良さそうな事が書いてあるので、それを信用する事になる。具体例を出すとバックパッカーズホテルなんて、予約しなくたって、部屋が空きまくってるから行ってからでも大丈夫だよ!なんてのもひとつの簡単な例だ。 わたしは、この意見に反対

川の満ち引き

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わたしの住んでいるブリスベン。もはや言うまでもなく、素晴らしいバイク(ちゃりんこ)レーンに囲まれているのだが、その中でも素敵なバイクレーンはやっぱりブリスベンリバー沿いだ! ブリスベンは真ん中に大きなブリスベンリバーで真っ二つに切り裂かれており、その一方にダウンタウン。いわゆるオーストラリアではCityと呼ばれる都市がそびえている。 そこからドーナツ状に広がって、ZONE1, ZONE2, ZONE3, ZONE4, ZONE5…と広がり、サバーブと英語で呼ばれる郊外地区になっている。多くのブリスベン在住者、Brissie*1はこのブリスベンの中心から離れたサバーブに住んでいる。 以外にびっくりされるのは、ブリスベンでBrisbaneと住所のつく場所はこのど真ん中のビルが栄えるシティだけなのだ。一駅も二駅もすれば、Brisbaneという住所はなくなり、サバーブ名が住所になる。 例えば、xxx Ann Street, Fortitude valley や XXX Sydney Street, New Farm, XXX Coronation Drive, Milton 。 これらはいずれもZONE2の地域なのだが、ブリスベンという地名はつかないのだ。 そんなサバーブでもチャリんこ愛好者にオススメなのが、ブリスベンリバー沿いのSuburb であるのだ。ブリスベンリバー沿いのチャリレーンは充実しており、美しい景色を見ながら渋滞知らずでシティへすいすいっとBIKING。 そしてブリスベンならではじゃないか!という感じの斬新なバイクレーンはフローティングブリッジ。一言で言うと。。。浮く橋。うーん、これじゃいまいちイメージが沸かないのだが、ようするに、ブリスベンのシティが栄えたが故に、スペースを目いっぱい有効利用して、ブリスベンリバーに浮く道を作ってしまっているのだ。 もちろん、そこは自転車・歩行者専用レーン。朝のジョギングも気持ちイイ☆そこでFloating Bridgeならではのアトラクションといえば、それは海につながるブリスベンリバー。潮の満ち引きの影響を受け、川も満ち引く。特に満潮時なんか、ちょっとこの道ギリギリ水しぶきが飛びまくって、濡れちゃっている程だ。このブリスベンリバーには、ブリスベンにとって重要なTransportation(交通手段)である、City Cat

英語でみる映画のススメ dream in the dream

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ブリスベンの映画館は基本的に映画館によって、料金が異なる。それは、ジョジョにわかってきた事だが、なんといってもうれしいのはHappy Tuesday のムービーデイだ!毎週Tuesday a.k.a 火曜日は、日本のレディースデイばりに、映画が安いのだが、なんで火曜日なんだろう?カナダもMovie Tuesdayと決まっていて、やはり映画を見るなら火曜日だ! というわけで、いつも火曜日狙い撃ちのわたしなのだが、地方に行けば行く程、映画館のクオリティは下がるという新しく発見した定義もあるのがオーストラリア。クオリティが下がる⇒映画館の料金も下がるというのは自然の流れか。サンシャインコーストにある小さなcountryside styleのCinemaは$7.50という破格の値段で映画が見れる。これもてっきりTuesdayプライスだと思ってたのだけど、よくよく聞いてみると毎日がこの値段だそうだ。映画館自体は50席ほどか。いや、80席はあるのだろうか?いずれにしても小さな映画館なのだが、上映している映画はいっちょまえ。もちろん、今話題のInceptionも公開中なのだ!! 何とか時間を無理クリ作って、インセプション。久々に見た、最高の映画とはこの事だ!見た人が口をそろえて、そして興奮しながら語るインセプション。やっぱりディカプリオは素晴らしい髭をたくわえてるし、Ken Watanabeのスーツのスタイルは御見それする程美しい。 やや、複雑な映画である為、ブリスベンで。そして、英語で見るのをかなり敬遠している人は多いのではないだろうか?日本人には日本人の英語も聞き取りやすい。という事で、ケンさんの英語、もっと微妙かなと思ってたけど、ぺらぺらっと話しすぎて、ケンさんの英語も分からなかったー。という子もいた。 正直、久々にみたS級の映画。音楽といい、ファッションセンスといい、映像といい、そして内容も素晴らしく最高の映画だ!もう一度、見に行きたいとすでに思ってしまう映画。途中で出てくる、ケンさんやみんなのスーツのファッションにもかなり魅力を感じた。Ellen Pageもキレイすぎるし、Arthur役のJoseph Gordon-Levittもイイ味を出しすぎている。素晴らしい演技だ。 夢の中に入り込むという、なんともややこしい話なのだが、ココで英語で映画を見る為のコツをひとつご紹介

ビーチでよかヨガ

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ブリスベンから車なら約1時間。トランスリンクを利用して、Public Transportationで行くならば、2時間から3時間半。まぁ、それでも電車で来れる距離に美しいビーチの連なるサンシャインコーストというゴールドコーストにもひけを取らない素敵なリゾート地がある。どちらかというと、のんびり、まったりリラックス、お年寄りにも人気な、オージー人気の高いリゾート地。そして、サーファーなら誰もが驚く、素晴らしい波もある。オーストラリアの海は海流(カレント)が特に強いような気がし、ビギナーサーファーのわたしにとっては、一瞬でも気を抜くと、かなり流されてしまって、『ちょっと、ちょっとちょっと!』と、ざ・たっちばりに、焦ってばっかりだった。 さてさて、そんなビーチの美しいSunshine Coastなんだけど、ここのビーチでヨガをやるってのも相当に気持ちが良い。滞在期間中なんとか頑張って、ヨガを数回したが、朝のヨガは最高だし、砂の上の足の感触も素晴らしい。 そんな中で、Sunshine Coast のCalaondra では、ビーチでヨガのレッスンをやっているところがあるという、噂がやたらあちこちに流れており、ついに発見したの先はMoffat Beach! 海の目の前にグラス(芝生)の部分が丁度あり、初のビーチヨガ。 元々、想像していたのは、外であるという事で、たくさんのディストラクションが溢れ集中が難しいんではないかという事。なのだけれども、実際は風邪が強く、ヨガマットが少し吹き飛びそうなくらいでもあったのだけれども、思ったよりも集中する事が出来、ポーズも整ってきていたので、それだけポーズに慣れてきているのかなと自分でも実感する事が出来た。 美しい夕日を浴びながら、ヨガをするのは、大きなエナジーをかき集めているような気さえして、とても気持ちが良かったので。 とはいえ、土曜日の朝のビーチヨガクラスなどは、朝からBBQをやっている匂いが漂い、子供達がはしゃぐ中、ヨガをやることになるそうで、それはなかなか集中するのが難しそうだなぁー、と完全に頭の中でピクチャーを作ってしまっていた日々であった。 ↑↑↑今日も読んで頂いてありがとうございます。ビーチヨガも価値アリ!ですね。だんだん暖かくなってきてますし、今がチャンスかもですよ!

がんばろ。ガンバロ。

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さて、少しずつではあるが、なんとなく街中に選挙の看板が増えてきてる事に気付いただろうか?オーストラリアでは、日本のポスターの代わりに看板のようなものを家に立て、支持パーティを応援している。 早速、貼り始めているのはやっぱり、グリーンパーティだ。グリーンパーティはほとんど力を持っていないし、議席もほとんどない。しかし、逆におごりがないのか、こういう選挙には敏感だし、オーガニックとかエココンチェスの人々がすごく増えているから、そういうエコが好きなオーラを漂わせている家の前に立っているのをたまに見る。また、そういう家に限って、、ガーデニングが上手だったり、緑の植物に囲まれていたり、あからさまにコンポストとかやってそうな家とかだったりするから、そいういうのを見るとなんだか心が温まる。 選挙に全然みんな興味がなくて、投票しないくらいだったら、グリーンに入れてくれればよっぽどいいのに、とも思うのだが、グリーンもグリーンでしっかり人を見ていないと過激派もいるようなので、それも危険なのである。まぁ、オーストラリアのグリーンならどっちにしても力が弱いので平気だと思うけど、例えばタスマニアのグリーン党の力は与党に匹敵する 。せっかくタスマニアには素晴らしい環境保護機関 Wilderness Societyがあるというのに、このWilderness Societyは大きくなりすぎ、派閥が出来てしまったが故、コントロールが利かない状態になってしまっているのが現状だ。環境 Wilderness と社会 Society と二つの大きなテーマを抱えた機関はまさにその環境と社会とに分かれ、トップの取り合いになってしまっているし、『結局行き着くとこは、ポリティックなんだよ。ようするに権力ね。』と、オーガニックオリーブファームを営む政治大好きイタリア系移民のファザーはなんともやるせないトーンでそう呟いていた。 ちょっと話がずれてしまったが、グリーンにプラスして元気がいいな。っていうか、通勤コースにあるから毎日目に付くだけなのかもだけど、トニー・アボット率いる、リベラルパーティの看板もあった。そして、その名もジャン!              ‘テレサ・ガンバロ’ なんてこった、こんなElectionにぴったりな名前はないだろう!いや、本人も自分のその名の持つ意味に気付いてすらいないかもしれない。なんた