ブリスベン洪水情報 追加アップデート


12日の夜から13日にかけ、オーストラリア、クイーンズランド州、ブリスベンの洪水もピークを迎え、真っ青な素敵な晴天を迎えたブリスベンですが、皆さん無事に一晩過ごせましたでしょうか??大きなアクシデントは無かったようですが、中には家に閉じ込められ亡くなった方もいたようですので、眠れぬ夜を過ごした方もいるかもしれません。皆さんの無事を祈ります。

幸いにも、ブリスベンリバーに予測されていた5.5mまでの上昇はなく、4.65mの上昇に留まり、ブリスベン、イプスウィッチでは、少しずつ水が引いていっているようです。
しかし、このピーク自体はまだ12時間は続くとされておりますので、引き続き注意が必要だと思われます。

放流が行われていた、Wivenhoe Damも落ち着いてきたようですが、ブリスベンの道路は約106はまだ封鎖されております。以下1月13日現地時間午前10時のダムキャパシティ、少しずつ収まってきているようです。

[ダムキャパシティ]
Wivenhoe Dam/ 187%
Somerset Dam/ 174%

上空写真を見ていると、いかにブリスベンがヒリー(hilly)で丘が多い街なのか、改めて感じられます。おかげさまで全てが水没しなかったので、良かったと思うしかありませんが、これからの掃除や回復を考えると相当な損失ですし、衛生面が懸念されております。

今朝の段階で死亡者12人、行方不明者が74人と報告されております。

*新たに1人、Ipswichで男性死亡者確認、13人になっています。

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【今後注意すべき事】

少しずつ水が引いてきており、道路が見えてきている場所も増えていますが、道路はへどろのような沈殿物がこびりついており、蚊の大量発生やGastro(ガストロ)、いわゆる腹痛の発生が懸念されております。

-ブリスベンカウンシルでは一度、飲み水(ドリンキングウォーター)は安全であると発表されましたが、可能であれば、水は一度沸騰させる事をオススメします。

-暑い夏の時期で、蚊の発生条件が十分に満たされており、大量発生が懸念されております。自分の周囲にある被害の残骸やコンテイナーなどに溜まっている水は極力流し、溜めておかないように心がけて下さい


ひとりひとりが出来ることは限られていると思いますが、多くの人が行動に起こす事で最小限に防げる事は十分にあります。水は非常に汚い水で、全て下水などが混じった水です。手洗いやうがいにはしっかりと気をつけて予防を心がけましょう。

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↑↑↑サバーブのNew Farm/ニューファームの主要道路

各地、交通機関や公共施設、設備等にも大きな被害を受けているようで、バスはほとんど動いていない模様です。

川沿いのブリスベンのサバーブ(郊外)ニューファームでは、わたしの大好きなバイクレーンもあるのですが、なんとそのバイクレーンも崩壊して流されてしまったようです。過去ログ[川の満ち引き]を見た事がある人にはおなじみの、フローティングリバーウォークという、川沿いに設置された川に浮いている橋で水量の増減に伴い高さが変わったり、シティキャット(フェリー)が通るたびに揺れてお気に入りの散歩道だったのに、それがそのまま外れて流されてしまったようです。確かに浮いているだけの橋だったので、強度に不安はあったのですが、まさかそのまま流されてしまうなんて。。。

[リバーウォークの流れる動画です]

[その他現段階で分かっている状況]

-ブリスベンの病院は全てOPEN

-11900軒の家屋が水没

-12000件が停電 (少しずつ回復しているようです)

-ブリスベンリバーが元の水量に戻るには約3,4日間かかる見通し

クイーンズランド州相のアナ・ブレイ氏もとりあえず峠を越し少し安心している様子を見せていますが、これからが本当の本領を発揮しなくてはいけない部分だと思います。

[留学生の方へ]


現地にはブリスベンに渡航されて間もない方や語学学校の留学生もいるようで、言葉の問題や学校との連絡が取れない為、困っている方もいるようです。本日はほとんどのブリスベンの語学学校がクローズになっているようで、学校の開校状況は基本的に学校ホームページにアップされておりますので、随時ホームページを確認して明日、金曜日の開校情報を確認してください。

【ブリスベン語学学校】

*Browns(ブラウンズ)→ http://www.brownsels.com.au/

金曜日の開校は未定。本日、木曜日午後にはホームページに開校情報がアップデートされる予定ですので、確認下さい。

*Viva College(ビバカレッジ) → http://www.vivacollege.com/ 

学校は損傷はなく、問題はないようですが、金曜日の開校は交通機関の関係上未定です。随時アップデートされるようですので、確認して下さい。

*Shafston International College(シャフストン)→http://www.shafston.edu/news/latest/flood.html

キャンパスに影響はなく、通常通り開校しているようですが、交通機関の関係上、無理な登校は控えるように案内しています。ホームページ随時確認下さい。

*ALS (エーエルエス)→ http://www.ihbrisbane.com.au/

学校はfloodingの影響により、今週はクローズ。来週の17日より再開の予定だそうです。ホームページ随時確認下さい。

取り急ぎのアップデートでしたが、その他状況アップデートが確認できない学校等もあると思いますが、電話やメール、またJapanese Staffにつなげてもらったり、現地の自分の留学サポートオフィス等に確認してみればなんらかの状況が確認できると思いますので、不安にならず、まずは連絡してみてくださいね。ブリスベンは晴天ですし、気分は晴れてきていると思いますが(笑)鳥の泣き声は相変わらず響き、一緒に救急車までけたたましく鳴っていますが、いつもうろうろしている、ポッサム(フクロネズミ)やブッシュターキーはどこに避難したのでしょうかね?動物の方が敏感だと思うので、うまくやってると思いますが☆

その他、語学学校ホームページ等

-Kelly Colleges (ケリーカレッジ)
http://www.kellycolleges.com.au/

-HHH(トリプルエイチ)
http://www.hhh.edu.au/

-Embassy CES Brisbane(エンバシーシーイーエス
http://www.embassyces.com/schools/brisbane.aspx

-PGIC(パシフィックゲートウェイ)
http://www.pacificgateway.net.au/au_home.html

-Southbank TAFE (サウスバンクテイフ)
http://www.southbank.edu.au/site/


-LSI (エルエスアイブリスベン)


-Serena Russo (サリナルッソ)


*その他希望情報やご質問等がありましたら、kodaica@gmail.comまでご連絡頂ければ、わたし個人にて出来る範囲内に限られてしまいますが、ご心配、不安な方がいらっしゃいましたら、ご一報下さい。現地学校開校状況もお待ちしています。学校は上記リストに漏れている所もありますので、ご希望があればメール下さいませ。


↑↑↑農業で有名なガットン(Gatton)の避難所。ファームの仕事で働いている留学生やワーキングホリデーの方々の様子が気になります。。もし現地状況がわかりましたら、ご連絡下さい。



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↑↑↑追加アップデートでした。とりあえず洪水の峠、(洪水に峠っていうのも変ですが)は越しましたが、これからの復旧には頭が悩まされそうです。衛生面には十分に気をつけてくださいね。恐縮ですが、応援クリックもよろしくお願いいたします。

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