NZ・クライストチャーチ地震緊急アップデート


-23日現在、死者は75名を確認。これ以上死者が増えない事を祈ります。-

本当に信じられない事が起こった。

ニュージーランドの南島に位置する、大自然への旅の入り口ともなる、クライストチャーチ付近に起きたマグニチュード6.3の大地震が、現段階で65人の死者を確認する、大地震となっており、現在も街の70%が停電の状態に陥いる、深刻な状況になっている。

度重なる南半球の、自然災害の発生をとてもじゃないが、何か起こっているとしか思えないくらい、とにかく大変な事になっている。

ニュージーランドの南島、大自然への入り口ともなる街、クライストチャーチ付近でマグニチュード6.3の地震が発生した。

確かに去年にも地震があり、予兆のようなものはあったのかもしれないが、今度は街を直撃し、街のアイコンでもある大聖堂を崩壊し、すでに65人の死者、いまだに100人以上のもの行方不明者がいられるとされている。



【発信源と被害状況】

発信源はクライストチャーチの南東に位置する、Lyttelton(リテルトン)のすぐ側で、街の80%は崩壊している状況だといわれている。この付近では、半年前にも大きな地震が起きていたが、今回の地震はそれをはるかに超える被害を出しており、ニュージーランドの歴史上2番目に大きな被害を出している地震となってしまった。


現在は夏のとても気持ちよい時期で、アウトドアシーズン真っ盛りでありという事もあり、多くの日本人も滞在しており、この100人の行方不明者の中には、12人もの日本人も含まれているのだ。今はまだ安否が確認されていないのだが、なんとしてでも頑張ってほしい。

富山から語学研修できていた学生達は、ランチタイムに地震が発生し、現在も食堂に閉じ込められており、各国から救援が向かっている。

驚いたことに海外のNZ地震のヘッドラインで 
"12 Japnese students are still missing." という見出しが流れており、事の深刻さに、本当に信じられないとしかいいようがない。

簡単な説明になるが、富山から英語研修で英語の勉強に来ていた学生と先生を含む23人が、ランチタイムに語学学校(キングスカレッジ)の入っているビルの4階にある食堂にいる時に地震が発生した。

現在8人の生徒と引率を含む2人の教師が救出をされており、骨折をしている被害者もいる。発見に時間がかかっているところを考えても、救出の困難な状況はうかがえるが、夜は肌寒いニュージーランドの夏では体力を消耗されるので、なんとか頑張って、一刻も早い救出を祈るばかりである。

【現在の状況】

余震もあり、予断を許さない状況で、世界各国からの支援軍がすでに救援に駆けつけている。

現状況では100人以上ががれきの下に埋もれている状況と発表されているが、個人の家での閉じ込められている人たちを考えると、それ以上であってもおかしくはない状況である。電話も繋がらない状況で、人数の確認が困難であり、ビルの建物や屋上にトラップされ、ヘリコプターでの救出が必要な箇所も多い。

-地震被害にあった人のヘルプラインです。-

0800779997

【フライトについて】

ニュージーランドのクライストチャーチ空港はクローズとなり、国際線は全て緊急支援のトラフィックの為にあけられています。国内線は2月3日本日の現地時間朝8時に再オープンを予定。

【氷河の崩壊】

ニュージーランド南島のマウントクック国立公園内にある、タスマン氷河の一部、3000万トンの氷河がこの地震によってとどめをさされ、タスマンレイクへと沈んだ。これは、クライストチャーチから約200kmの距離にある、ニュージーランド最長の氷河で、長さが27km、幅4km、深さ600mの氷河で近年の氷河の後退にも注目されており、いつかは崩れるのではないかと恐れられていたものだそうだ。

-Oslo council-

正直驚いたのが、多くの日本人が学生の春休みシーズンとも重なり、ニュージーランドに訪れていたという事である。ブリスベンの洪水やケアンズのサイクロン、ブラジルの洪水など、度重なる自然災害の発生が異常とも思えるほど起きているが、どこが安全なのか、危険なのかなんて、分かるよしもない。

今回はJTBの催行した旅行が顕著に目立ち、確認が取れない日本人がまだいるという事で、さらに日本での報道状況は広がっており、ブリスベンの洪水とは比べ物にならないほど、日本のメディアでも大きくとりあげられている。JTBからは464人のうち15人が連絡を取れないようで、このままの流れでは記者会見が起こりそうな感じだが、この数に驚くばかりか、残りの全てを確認できていたのもすごいと思う。

ケアンズのサイクロンの時も多くの人が、楽しみにしていた旅行が台無しになった人も多く、残念な思いや大変な経験をした人もいると思うが、これは誰が悪いわけでもなく、自然災害である。JTBのスタッフ達も全ての安全を確認するまで、連絡がとれずに本社で泊まりこみで情報収集に力の限りを尽くしているようであり、現地の人達は旅行者の人の住む家やホテルまで、車を走らせ確認を取っているという。

自然界が怒っているのか、悪いカルマが返ってきているのか?決して、人間とは無関係だとは思えない惨劇で、これから何が起きるかを予測するのなんて、難しすぎると思ってしまう。地震大国とも呼ばれる日本なわけで、日本にいれば必ず安心だと言うこともいえない。最近は目立つ自然災害はないけれど、突然の出来事ではどれだけ準備しても対応が難しいだろう。

わたしも福岡の西方沖地地震を経験しており、被害こそなかったものの、ビルのガラスが割れ、辺りに飛び散り、建物にひびが入り、地震に対しての恐怖を感じた。もっと大きな地震を体験しているはたくさんいると思うし、今回のニュージーランドの地震も誰もがまさかの出来事だ。

日本人の学生だけではなく、語学学校が被害にあっているのであれば、他の国の学生達も中にいる可能性は十分にあると思う。世界各国から人々が訪れる、とても魅力のある国、ニュージーランドだ。オーストラリアにいる人達は、ニュージーランドを旅したことがある人も多いと思うし、他人事ではない距離でもある。一人でも多くの人が、頑張って今夜を乗り切って、一刻でも早く無事救出される事をお祈りします。

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