禅-Thai-指圧マスターな男前


世の中色々なヨガの種類があるけれでも、現代という段階に入り、これほど様々なヨガが生まれているとは正直予想だにしなかったと思う。ヨガの世界でも、どんな世界でも、色々なものが交わり、様々なものと融合する事ができる。なんでも、かんでもくっつければ良いというわけではないが、様々なバックグラウンドを持った人達がヨガの先生になると、彼らはその特性を生かして、エンターテインメントの領域まで行ってしまうのではないかと思う。

以前に紹介した、レゲエヨガ【ひとりヨガクロウル】なんていうのは、わたし自身衝撃的だったけれども、これ以上なくリラックスできて、レゲエの音楽もすーっと入ってくる彼は、元DJの肩書きを持っており、音楽の選曲もバツグンだ!

その中でも、個性的で、イケメンで、カリズマティックな禅とタイマッサージを融合させて、"禅タイ指圧マスター"なるものが不敵な(笑)オーラをはなっていたのですが、このフレーズで皆さん何が想像できちゃいますか??



彼の名前はGwyn WILLIAMS[グウィン・ウィリアムズ]。よぉく見ると、ぼちぼち年齢いってるかなぁ、という感じだが、その風貌。まるで、ジョニー・デップ扮する、ジャック・スパロウを彷彿させる出で立ちで、静かで優しく、小柄だがかなり鍛えられて肉体で、セクシーさすら漂わせていた。笑

その影響なのか、やたらファンのような女子オーディエンスが多かったなぁ、と記憶に残っている。と、いうよりもヨガフェストはほとんど女性だったので、なんとも言えないが・・・笑。

GWINに出会ったのは、これも去年の2010年、クイーンズランドで行われたヨガフェストだった。ヨガフェストの流れとしては、タイムスケジュールが決まっており、The Old Museumの3つのホールに分かれて、時間帯ごとに各ワークショップが行われる。

その、最後の枠の時間がGWINの禅指圧タイマッサージという、フュージョンヨガだった。なんだか、ワケわからない名前だったのだが、もちろんそこはジャパニーズ。禅というサウンズグッドな響きでワークショップに参加したのだ。

まず最初に、彼の禅やタイマッサージの融合という簡単な説明から始まったが、良く分からないので、パフォーマンスにすぐ移ってくれたのだ。後で見てみると彼はAcro Yoga(アクロヨガ)という、アクロバティックとヨガを融合させた、結構サーカスぽいマッサージの仕方をする事で知られていて、アシスタントの女性を足で持ち上げて、少しずつゆっくりとマッサージを始める。

元々、タイマッサージというのは、足を使いツボを刺激したり、体や足の付け根を大きく回す事によって、体のエネルギーを刺激し、ある一定のリズムで行う。Gwinはリラックスな、でも、他とは一味違った民族音楽にリズムを合わせ、ひとつひとつ丁寧に、体を足で持ち上げゆっくりと伸ばしていく。



ヨガをやっている人だったら、見てわかってくると思うが、ひとつひとつのストレッチは、合理的で、見ていると『あー、これやられたら気持ちいよさそうだなぁ』というのが伝わってくる。アクロヨガ的パフォーマンスだったので、ちょっとオーバーパフォーマンスな動きもあったし、何よりも、どうしても、ジョニー・デップに見えてきて、一瞬気が散ってしまいそうになったが、やたらとセクシーなショーに見えてきてしまったが、(笑)とても面白かった!!

その後は全体的で、隣の人の体を倒しあって、どのように指圧やタイマッサージのmovement(動き)が、相手の体にeffect(影響)するのかを確かめたり。Loveとは?愛とは何なのか?という哲学。彼の場合は、ちょいとセクシー男なので、どうしても恍惚の表情の人たちが、周りに多かったような気がしたけれども、はずかしさなど一切なく、胸を張って、ひとつひとつの事を説明していく。モノを伝える人が恥ずかしながらや自信なさげに言っていたら、信用度がなくなるだろう。ヨガの中では、

ヨガインストラクターは様々な種類の人達がいるが、海外ではカリスマ的な要素を持っている人も多いような気がする。その人間性や特殊性がヨガインストラクターのGWINならGWINというブランドにつながり、多くの生徒を魅了するのだろうと思う。

ウェブサイトはコチラ⇒ Zen Thai Shiatsu

何事もそうだろうが、人によっては合う・合わないというものがある。個性が豊かすぎる欧米では、その個性をここぞとばかり引き出し、主張する。自分を持って、信念を持ってさえいれば、自分の気持ちは伝わるけれども、様々な人種やタイプの人がいるので、全員に伝わるとは限らない。個性を磨きすぎれば、反対意見も出てきたりする事もあるだろう。

しかし、無理してそ人のタイプにあわせる事はない。例えば、アクロバティックな禅指圧にちょいと抵抗があるなら、無理してやることはないし、ゲイのインストラクターのティーチングがぴったり自分にはまる事もある。ドラッグから立ち直りヨガインストラクターになった先生のドラッグ理論やウーマンヨガやセックスについて真面目にオープンに話す先生もたくさんいる。これらをダーティな部分だからとか、恥ずかしいからといって、自分の中で否定する必要はないし、抵抗があるなら、自分で距離を置けば良いだけだ。それが、敬意を払う、Respectするという事であるとも思う。

英語の先生もそうだが、『人間(ヒト)と人間(ヒト)』である限り、自分と『合う・合わない』というものがあるのだから、無理に合わせる必要はない。そして、オーストラリアやカナダなどの欧米文化は"合わせる必要のない"文化ではないだろうかと、時々思う。

もちろん、最低限の常識を持った上での話だし、実際に質の低い先生も中にはいるから、それを見極める力は身に付けていかなくてはならない。それが、欧米・英語圏で生きるという事のリスクでもあり、個性を生かすという事はそういう事で、人種や人間の多い英語圏の社会では、その個性を伸ばす事によって、需要が生まれてくるのではないだろうかと思う今日この頃なのだ。




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