ゲイフレンドリーな映画祭


ブリスベンならずとも、オーストラリアは同性愛に非常に寛容で、ゲイフレンドリーの国としても、名を馳せているのは、ブリスベンに住んでいると、"感じる"事かもしれないけれど、始めてオーストラリアに来た人達は、若干衝撃をうけるのではないかと思う。笑

ゲイのパレードはことあるごとに行われ、シドニーでのゲイパレード、マーディグラス(Mardigrass)などは、オーストラリアを語るのに、外せない存在になっている。

オーストラリアでは結婚こそ、認められていないものの、長い間同棲をしていたり、結婚と同様の生活をしていれば、"内縁の妻"のような権利関係も発生するので、人権的な部分に対しての対応も整備されており、ゲイの方々が過ごしやすい環境作りが出来ている。

最初に言っておくと、日本で言うおねぇやおかまちゃん的な要素はありつつも、彼らは肉体美を好む傾向も強く、鍛えられ引き締まった体を見せ付ける(Show off)してくるので、多くの女の子達にも人気がある。日本でも同じように、時として女性よりも女性らしい素顔を見せてくれるのだろう。

あっというまに今年も、3ヶ月が終わろうとしていて、時間の早さに驚き、焦りを感じる毎日だが、来る4月には世界中で、国際クィアフィルムフェスティバル(Queer Festival)が行われる。

発音としては、Queen(クィーン)の最初の部分に近づけ、クィーアと読むと通じやすいこの単語は同性愛者という意味で、基本的には、ゲイ関連の映画祭である。最近になって、街角でQueer Festivalの文字はこの映画祭の事である。

ブリスベンでは、もうオナジミの郊外の町、ブリスベン市内からバスで約15分の隣町New Farm(ニューファーム)にあるPower House(パワーハウス)で開催される。

THE 12TH ANNUAL BRISBANE QUEER FILM FESTIVAL

期間:FRI 8 - SUN 17 APR 2011 (4/8 - 4/17)

このQueer Festivalは映画祭なので、映画を見る為には、チケット$16(大人)がかかるのであるが、ここでしか見る事の出来ない、レアな映画もたくさん登場するので、後々紹介していきたい。

ニューファームについては⇒過去ログ【芝生に寝転がりたい!】



Gayをあらわすものや表現するものは、多々あるが、冒頭のレインボーフラッグを見て、分かる人はハッっと、理解できたと思う。(笑)

レインボーは同性愛者のシンボルであり、ゲイコミュニティのナショナルフラッグ(国旗)みたいなものでもあり、彼らのアイデンティティを示すものでもある。

バーやクラブ、ホテル、リゾートなでも見かけられ、そこはゲイフレンドリーのお店だと思って良い。

ひっきりなしに男達がナンパしてくる、普通の店に比べて、ナンパされないからといって、ゲイフレンドリーの店を好む女性もいるように、ゲイでなくても、入る事はできる。

しかし、決して冷やかしで行くような場所ではないし、悪ノリで行く場所ではないので注意し、ゲイコミュニティに理解を示してほしい。

わたしも空間デザインを勉強しているアーティストな男友達と、Valleyのゲイバーに訪れた事があるが、セキュリティの人には、かなり入念に"Own responsibility"(自己責任だからな!)と注意された事もあった。

その時はちょうどショーの最中で派手なパフォーマンスを見る事ができたけれども、長くはいられなかった。
明らかに言えるのは、アジア人のストレートの男の子が興味本位で行くような場所ではないという事だ!

これは強く胸を張って言える。笑

ともあれ、ゲイコミュニティに関しては、非常に生活に浸透しているものでもなく、ニューファームパークの芝生でいちゃいちゃしながら、寝転がる、マッチョな男性を見るのも、慣れてくるし、なんだか微笑ましくみえてくる☆

ただ、どうしても気になるのが、筋肉留学でサンフランシスコに渡っており、最近日本に帰国したらしい、中山きんにくんは、何故かレインボーのサスペンダーが新たなチャームポイントになってる。



こんなナイスなバディなら、ゲイの方にもモテモテだったと思うし、レインボーサスペンダーなんてしていたら、まるでウェルカムのようにも見えなくない。アメリカにいたきんに君ならそこは十分に理解しているはず!

金髪の女性ともお付き合いしたエピソードをお笑いで持ち込むつもりのようだから、ストレートの気配もある。

と、いう事は、マッチョとレインボーで、アメリカのゲイのお笑いファン層も、抜け目なく構築してきたのか?それともリアルにゲイなのか?と、なんだか随分くだらない事に頭を使ってしまったこの頃なのだ。(笑)

*今日のよぎーな豆知識 -きんに君-*

なかやまきんに君は福岡県北九州市出身の、お笑いタレントで筋肉を生かしたネタを披露する異色のお笑い芸人である。

突如として、サンフランシスコへ留学して、ゴールドジムに通い、ボディビルダーを目指す傍ら、吉本としてスタンフダップコメディ界に足を突っ込み始めている、大きく言うといわばメジャー組みのようなものだ。

ファンには失礼かもだが、元阪神、現在ヤンキースの2軍で修行を積む井川的な、下積みチームの一員ではなかろうか。

ちなみに、お笑い芸人の長井秀和もスタンダップコメディ界に憧れ、ニューヨーク留学を経験しており、今は英語やフランス語でネタ披露など、今後のフィールドを模索しているようだ。笑

無茶であれ、何であれ、個人的には海外へ挑戦しようと思う姿勢が好きなので、頑張ってほしいのだが、何してんだろうかなぁ。彼らは。笑

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