オーストラリアの農業とワイフ達
オーストラリアで生活に、やはり切っても切れない関係にある農業。色々なところから、あちらこちらで、農家に行ってきます!なんて、声が聞こえてくるのがオーストラリアである。いや、農家っていうと、少しイメージの違いがあるかもしれないけど、オーストラリアでは『ファーム』という言葉を使う。って、実質全くおんなじなのだけど、ファームって言った瞬間に、急に親近感が増すのはナンデダロウ?笑 日本では、年々農業自体が衰退していて、最近では、太平洋諸各国による貿易提携のTPPで話題で改めて農業の問題や苦しむ農家さん達の現状が浮き彫りになっている。 TPPとは、日本語でいういと"環太平洋戦略的経済連携協定"、という事だそうだが、英語では、Trans Pacific Partnershipの略称である。"Trans-Pacific"という言葉が、『太平洋をまたいで』という意味合いを持つ事から、中国、東南アジア諸国、オセアニア諸国、アメリカとパートナーシップを結び、自由貿易をしようというものである。これが制定されると、各国の関税がなくなり、全て貿易が自由になる。現在、日本は段階的に導入をしようと考えているようで、参加するとなると条件付で進める可能性が高く慎重に検討しているが、この背景にはやっぱり日本の農家さん達の強い反発があるのだ。 では、税金がかからなくなると困るの?となったら、これはひとつの例だけれども、お米の関税は778%だそうである。例えば、オーストラリアで$10の米を日本で売ろうとすると、お米の関税は778%の為、$77.8となる。元々日本のお米は高品質で高級品である為、より美味しいお米を作る事が出来、開発も進んできたが関税がなくなると、これが$10で入ってきてしまうのだ。 海外で生活している人はよぉく分かると思うけど、日本のお米がやっぱり最高である!わたしは、お米に関しては多少高くったって、今と値段が変わるワケでないなら、お米は国産を選ぶのではないかと思う。ましてや、日本に住んでいて色々な米が入るのなら、わざわざ、Sun RiceのMedium Grainは買わないだろう。笑 いや、わたしは決してミディアムグレインが悪いとは言わないし、オーストラリアでどこでも手に入る貴重な米としては悪くない。本当はSushi Riceが食べたいけど、高いし、...