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イルカ漁の件、オノヨーコさんの声明全文日本語訳

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オーストラリアに限らず、【国外に住んでいる人】と【日本国内にしか住んでいない人】では、大きな国際感覚の差があると思わされる事は多々あります。 原発問題や沖縄の辺野古基地移設問題など、日本国民の民意が伝わらず、【国民の感覚】と、現日本国を中心となって官僚や既得権益を守る人々の【日本政府の感覚】のズレがあるように、日本に住む人々の感覚と、世界に住む人々の国際感覚にも、大きなズレが生じてきている事は否めないと思います。 何が正しく、何が悪い。 という事ではなく、日本が日本だけの内需で成長する時代が終焉し、世界を市場としてグローバルな国民として、世界に流れていくのであれば、経済の部分だけでなく、社会や道徳、価値観、宗教や伝統に関しても国際感覚を身につけ、国際人としての振る舞いをする必要がある。 何かを主張したければ、一方的に主張するだけでなく、相手の事を理解した上で、主張をする事が重要になってきます。同じ土俵の上で戦う為の国際的コミュニケーション力が日本人には足りないと言われる事も少なくないのだが、島国だから仕方ない事なのだろうか? 今、現在原発を推進していて、 『原発はアンダー・コントロールだ!』 といっている政府がいる国で、 『イルカ漁は伝統だ、なんか文句あるのか?』 といっても、その主張がどこまで通るのかは、確かに疑問かもしれません。 小さな視点で見るのではなく、大きな視点で世界的に見たら、一体どうなのでしょうか?オーストラリアに住んでいる人は、シー・シェパードのロゴが車に貼られていたり、あちこちにいるのを見ている経験をしていると思います。そして、きっとその度に、日本人として、『ドキッ』としているのではないでしょうか。 以下、オノ・ヨーコさんのHPにて、イルカ漁に対する英文声明が発表されていましたので、日本語訳にしてみました。英語のみの発表ですが、【国外に住んでいる日本人】代表の声として感じます。 TO THE JAPANESE FISHERMAN OF TAIJI FROM YOKO ONO LENNON, 20 JANUARY 2014. Dear Japanese Fishermen of Taiji, 親愛なる、太地町の漁師の皆様へ、 I understand how you mus