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Showing posts with the label ブリスベン洪水情報2011

サイクロンの影とチベットフェス

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まだまだ夏の暑さを感じさせるブリスベン。洪水被害もなんのその、様々なチャリティーイベントや夏のイベントは留まる事をしらない、今日この頃、みなさんアートや音楽も楽しんでますか? と、その前に、以前に話したサイクロンヤシが、ケアンズに直撃する事が確実となった。 サイクロンの規模の大きさはカテゴリー1から5までで分類分けされており、ジョジョに勢力を増していった、第2弾のサイクロンヤシは急速な勢いでカテゴリー5まで成長してしまったのだ。 サイクロンヤシは今夜10時頃までに、オーストラリア大陸に上陸し、ケアンズ、タウンシビル周辺に直撃。そして、周辺約500kmの地域に甚大な被害を与えると予測されている。 ケアンズ周辺はサイクロン/ストームのよる被害は、受けているものの、最近のもので1974年にきた、Cyclone Tracy(サイクロントレーシー)の風速250kmを超える最大風速300km. また、以前最大の被害を受けたと言われるサイクロンラリーの2倍の大きさであるとされている。 今まで、被害に耐えてきた家や人々は、人生史上最大のサイクロンを迎える事となっている。 洪水被害から駆け巡り、疲労困憊のクイーンズランド州プレミアのAnna Bligh氏はブリスベンにて、 "This is 24 hours of some of the most frightening weather that most people will ever have experienced," "これから起きる、24時間は多くの人にとって、今までに体験したことのない恐怖の気象災害となるでしょう" と伝えている。 そしてもちろん、このサイクロンが来ている間は外に逃げたりしない事。十分な準備をして待機するしかないようだ。多くの人はケアンズから抜け出し、シドニーに行った人もいるようで、もしまだケアンズにいるようであれば、避難するには少し遅すぎるので、十分な対策をすること。そして、 サイクロンの目に入ったら、ものすごい静寂に覆われる事となるが、これもしっかりと注意をする事が必要だ。もちろん、サイクロンの目はどこにあるかわからないので、早まって外に出てしまうのは危険かもしれない。 [グレハウンドバス状況] 長距離バスのグレイハウンドオーストラリアのバス、ケアンズからロック...

サイクロン気象アップデート

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クイーンズランドの洪水をはじめ、比較的南半球の出来事という意識が強く、多くの主要国が連なる、北半球は比較的無関心な感じすら受けてしまう。しかし、ブラジルで死者を大勢だした大洪水をはじめ、南半球に牙をむく、大雨や自然災害は無視できないものであり、地球は2つではない。どうみても1つだ。 [サイクロン気象情報] 話は災害つながりで飛んでしまうのであるが、またもやクイーンズランドプレミアのAna Bligh氏がテレビに登場し、新たなサイクロン接近による被害による注意・対策を促している。 西海岸のパースには、カテゴリー3の巨大なサイクロンが接近しているのだが、その逆の東海岸。ブリスベンの北東より、 Cyclone Anthony/サイクロン・アンソニー が近づいており、来週火曜・水曜から金曜頃にかけて上陸する恐れ。クイーンズランド東海岸のTownsvilleは、オーストラリア時間の今朝4時の時点で、 タウンシビルの北東910km に位置しており、少しずつ勢力を強めている。 やや遅めの動きで、現在は時速95kmのスピードで接近中だそうで西に移動しオーストラリア大陸に上陸する恐れが出ている。 これにより、今までの被害を受けたところにさらに、追い討ちをかける形となり、災害が広がる恐れがあると呼びかけているが、先日の洪水被害の教訓を生かし、 『パニックにならないように』『車に十分なガソリンを入れておくこと』『洪水泥棒の被害を抑える為、防犯や貴重品の管理をしておくこと』 など、いくつか問いかけている。 さらに、注意したいのは、今回のアンソニーの後ろすぐに接近している、Cyclone Yasi(サイクロン・ヤシ)が近づいており、この2つが立て続け襲ってくるのが最悪のケースと考えられており、その場合の被害は甚大になるものと予測している。台風のように、消えてしまったり弱まるものもあり、こういった気候は予測しづらい部分もあるので、逐一気象情報をチェックしていてほしい。サイクロンが上陸しない事が一番なのだが、最悪のケースも考え、緊急避難の可能性があるかもしれないということは頭に入れておいてほしい。ジャパニーズで言えば、備えあれば憂いなしだ。 西から近づいている、3つめのサイクロンの名前はビアンカ/ Cyclone Biancaで、オーストラリア西海岸のパースに接近中である。写真で見れば、一目瞭然...

オーストラリアデーまで後3日!

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アメリカの独立記念日(インデペンデンスデイ)は映画にもなって、有名になった国民総出で大盛り上がりの7月4日!カナダはカナダデーと呼ばれる、最高潮にテンションが上がる夏の日7月1日!そして、オーストラリア国民もそわそわしだした、1年で最も盛り上がる日のひとつで、オーストラリアの日はもちろん真夏である1月26日。そのお祭りの日が迫ってきたのだけれども、みなさん、こーんなに盛り上がる予定のオーストラリアの日(祝日ですよ)の予定はお決まりですか?? アメリカにしろ、カナダにしろ、独立やイギリスからの自治権を獲得した"めでたい日"。つまり、一人前の国として認められた記念日を祝うのが一般的な、○○の日シリーズなんだけれども、なんでこうもタイミング良く夏に集中してるのかな?っと、何の策略か気になると・・・、オーストラリアに関しては最初にイギリスの軍隊が侵略を開始した日、1月26日に制定されている。 わかりやすく言うと、アメリカの黒船みたいのが到着した日に、勝手にここは『イギリス連邦オーストラリアの誕生だ!』と決めてしまって、それがそのまま続いている日なので、原住民、いわゆるアボリジニの方々にとってはご立腹の日である。これは、なんだか先に言ったもの勝ちみたいなもので、侵略開始、つまり戦争をスタートした日に、早々とオーストラリアの日と決めているのだから随分と先走ってるけれども、結果論としてはアボリジニを倒したんだから、この日でいいのだ!的な考えだ。もちろん、アボリジニの人達でこのオーストラリアの日を良く思ってる人は皆無だと思う。 予定はお決まりですか?と聞いておきながら、だらだら説明するのは難儀なので、ひとまず置いておくけれども、ただ単に、何も考えずにパーティすればいいだけじゃ、ゲイがないのでこういう豆知識は大事だと思う。ちょっと古い言葉だとトリビアだと思う。笑 そしてパーティ好きのゲイの方々もここぞとばかり、きっと盛大に祝う事だろう! さて、もしまだオーストラリアの日がぴん!ってきてない、オーストラリアに着たばかりの人や留学生・現地にお住まいの方。また、今年も大騒ぎの日が来たなんて思ってる人もいるかもしれないけれども、今年はオーストラリアを襲った、クイーンズランド州の大洪水の救済チャリティーBBQが各地で行われる事になっている。 [みんなで集まれ!オーストラリア...

川を上るサメ

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この時期になると否が応(いやがおう)でも、Shark Attack(シャークアタック)のニュースが気になってくる。 海を謳歌する、サーファー達にとっての恐怖は、強いカレント(海流)であったり、シュノーケリングする人はスティングレイ(赤エイ:スティーブ・オーウェン氏の死でも有名)の威嚇する尻尾にも十分気をつけなくてはならないが、何よりも恐ろしいのがやはりサメ(Shark)、そして特に注意したいのが、Bull Shark(ブルシャーク)と呼ばれる、比較的攻撃性が高く、予想困難な動きをするサメだ。多くの鮫による被害、シャークアタックはこのブルシャークであるとも言われており、ビーチ近くに出現する事も珍しくない。通常遊泳地区やレスキューがいる地区は、サメ防止ネットが張られているが、サーファーの好む波がある、非パトロール地区では気をつけなければいけないし、それでもサメによる被害は絶えない。 先日もNSWの北、ゴールドコーストの郊外、ハイウェイからの景色も美しいTweed Headにて8歳の女の子が被害にあったよう。写真こそないのだが、少し過激な記事なので、心臓の弱い方は見ないでほしいが、お子様には十分目を光らせていてほしい。オーストラリアは海の被害だが、カナダでも同じようにキャンプに行っている子供へのクーガーやコヨーテの被害は年に数回ほど聞く。 [Girl bitten by shark] あまり縁起が良くない内容なので、いつもの枕は割愛させていただくが、 こういった実情を知り、どのように予防する事が出来るかと考える事が重要だ。 サメ=怖い、では観光業が廃れるだけでなく、自然との共存の拒否(ネグレクト)になってしまう。かといって、知識もなく飛び込んだり、洪水で町中が水だらけになっているからといって遊んで、サメにぱくっといかれてしまうと元も子もない。ところで、日本では良く台風で大雨が降ると、子供達のテンションがあがりすぎ、川で遊んでそのまま流されるっていう、ちびまるこちゃん実写版ばりの事件が毎回のようにあったけど、今回のブリスベンの洪水ではなかったのだろうか?とちょっと気になる。美しい自然がむき出す恐怖の牙は、しっかりと学んでおくべきである。そういう意味では、オーストラリア人は海や自然に対する教育は比較的しっかりしている印象もうける。 さて、サメが川に上ってくるという話を触れたが...

洪水跡地泥棒

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少しずつ日が経ち、ブリスベンの洪水後の復旧は多くのボランティアに支えられており、10,000人をも超えるボランティアがブリスベン内外、ゴールドコーストやその他各地から集まっており、ボランティアをする為に、長蛇の列を作っている光景はまさに圧巻だ。 オーストラリアの裏側の、北半球カリフォルニア州のビバリーヒルズではゴールデングローブ賞授賞式が華やかに行われ、オーストラリア出身のセレブリティ、ニコール・キッドマンが今回のブリスベン洪水について聞かれており、『ものすごい数のボランティアが集まっている!素晴らしい!』とちょっと興奮気味に答えており、途中からYeah、Yeahなんて適当な事言っていたから、なんだかゴールデングローブ賞の華やかな式典でテンションあがりすぎなんじゃないの?って思っちゃいましたが、やっぱり北半球にいる人にとっては別の世界の出来事なのでしょうか? ハリウッドのお祭り騒ぎの中で、オーストラリアの自然災害についてのコメントを求められても、高ぶる気持ちを隠せないのかもしれないけれど、祖国のオーストラリアがこんな被害にあっていれば、コメントを求められるのは分かってるのだから、もう少し落ち着いて、まともなコメントをしてくれれば良かったと思う。 役者としては嫌いではないのだが、そもそも、ニコール自体、映画 『オーストラリア』 の出演の時点でちょっと『白人主義なんじゃないのか?てか、何にも考えてないのかな?』疑惑がわたしの中で浮上して、ちょっとネガティブイメージがついてたから、余計かもしれない。 って、あんまりニコールでヒートアップしても仕方がないので、クルっと話題を戻すけれども、今回のたくさんのボランティアが助け合う姿はとても、ハートウォーミングであるが、また同時にこの洪水被害はとてもハートブレーキングな出来事である事実はぬぐえない。 あまりにもこの洪水被害が衝撃的すぎた為に、小さな事件が大きく感じられなくなってしまっているかもしれないのだが、犯罪トピックとしては、やはり懸念されていた火事場泥棒ならぬ、洪水跡地泥棒。 [ブリスベン警察、さらに3人の洪水跡地荒らしを逮捕*動画] 今までで10人この、災害地荒らしで逮捕されていており、さらに3人が逮捕され、合計で13人になった。 この荒らしは英語でlooter(ルーター)と呼ばれているので、次回ニュースで聞く機会があった...

洪水災害の混乱の落とし穴

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1日のはじまりはアシュタンガヨガでスタート。ちょこっと早起きして、ざっくりとしたアシュタンガヨガだが、付け焼刃で、ヨガマットを広げた散らかった部屋では何かとdestractionが周りに多い。。しっかりと部屋を生理整頓してキレイに自分の空間を作りあげなければ、と思う朝だったが、やっぱりセルフプラクティスとはいえ、一通りのルーティーンをこなし、ばっちりと目が覚めた体は調子が良い! ブリスベン市内は落ち着いてきた模様だが、この現状に改めて目を向けると、野菜や食べ物の無いスーパーマーケットや泥だらけの町並み、混沌した状況が続いているには間違いがない。とにかく、マッシブクリーンナップと称され、街の大掃除が始まっており、中にはフリーBBQが行われていたり、食べ物が輸送され、各地でボランティア活動が行われているようなので、被害がなかった方、余裕がある方は何か参加したり、友人がいる方は少しでも手助けをしたり、小さなな事からでも良いので、お互いに助け合うホスピタリティの心を是非発揮してみるなんていかがでしょうか?? ここまできたら、ご存知の方も多くなってるかもしれませんが、水不足のオーストラリアで起きた、100年に1度レベルの大自然災害はやっぱり異常気象が原因と言われている。 オーストラリアでは水不足の為、シャワーは5分までと、小さい頃から教わっており、当たり前のように水を大切にしているのだが、結局、皮肉にも町中にこびりついたヘドロを落とす為にものすごい量の水をホースで噴出している今日この頃、一体、水不足ってなんなのだろうか考えされられる。地球からの警鐘であるのであれば、これをひとつのきっかけにして大きく考え方も変えると良いかもしれないが、大打撃を受けた農家や市民がどこまで冷静に先の事を考えられるのだろうか? [現地の最新洪水情報動画。右下のlatest videoをクリック] オーストラリアの国民性もあり、クイーンズランド州はみんなにポジティブに、クイーンズランダーの底力を、州の人々のあたたかさやおもいやりを示す時だ!と皆を奮い立たせており、市民を統制する国の対応としては、上出来ではないだろうか。また実際に他人が被害者の方々の為にクリーンアップを手伝ったりと素敵な光景も見えている。 しかし、逆にいえば、あまりにネガティブな報道があると、国民の混乱が起こる可能性があるので、抑えざる...

洪水クリーンアップとヨガの心

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少しずつ、ブリスベンリバーの水位が下がりはじめ、とりあえず被害に関しては一安心。というところですが、これからの大掃除にかけては、ブリスベンシティ、クイーンズランド州、だけではなくオーストラリア自体が頭を悩ませる課題となってくると思われますが、これからの復旧が国民みんなの腕の見せどことかもしれません。ここまで、きたらカヤックやボートで周りを探索したり、珍しい光景にカメラ片手にうろうろしている人も多いようですが、危険地区やクローズしている道もあるので、衛生面とともに、危険なところだけは行かないように注意してくださいね!!以下のリンクで詳細を確認できます。 [クイーンズランド政府危険地域及び閉鎖道路情報] [交通機関アップデート/Traffic update] ブリスベンは一安心ですが、ブリスベン、シドニーよりさらに南にいったメルボルンのあるビクトリア州の西側では、Loddon River, Campaspe River, Avoca River and the Wimmera Riverの水位が大雨によって上がっており、洪水の恐れが出ており、少しずつ避難が開始されているようです。 メルボルンの友人からは、特にメルボルンは被害はないようですが、そのメルボルンのはるか西側では洪水の危険にさらされている地区もあるようです。このあたりの地域といえば、確かマンダリンオレンジやじゃがいもなどの名産地だったはずだし、農家もたくさんあったはず!この被害状況で野菜やフルーツの高騰はもちろんのこと、主要産業のひとつであるはずの農業。そして、農家の人たちにどれくらいの被害が及ぶのかと考えると気が気でありません。 オーストラリアにあまり縁がない方は、ご存知ないかもしれませんが、日本人を含め、ワーキングホリデーでオーストラリアにいる旅人・若人達は、農業に90日間以上、従事する事によって2年目のビザ(セカンドワーキングホリデー)がもらえるというシステムがあり、農家には日本だけでなく、台湾、韓国、フランス、ドイツ、イギリスなど各ヨーロッパから旅人達が溢れ、仕事をしている人達が多いので、影響を受けている外国人?(日本人を含む)は多いと思います。このままだと、もしかするとタスマニアやパースなどに多くの人たちが流れこむのかもしれませんね。あ!そういえば、タスマニアに関しては、前に住んでいた事があったので、...

ブリスベン洪水情報 追加アップデート

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12日の夜から13日にかけ、オーストラリア、クイーンズランド州、ブリスベンの洪水もピークを迎え、真っ青な素敵な晴天を迎えたブリスベンですが、皆さん無事に一晩過ごせましたでしょうか??大きなアクシデントは無かったようですが、中には家に閉じ込められ亡くなった方もいたようですので、眠れぬ夜を過ごした方もいるかもしれません。皆さんの無事を祈ります。 幸いにも、ブリスベンリバーに予測されていた 5.5mまでの上昇はなく、4.65mの上昇に留まり 、ブリスベン、イプスウィッチでは、少しずつ水が引いていっているようです。 しかし、このピーク自体はまだ12時間は続くとされておりますので、引き続き注意が必要だと思われます。 放流が行われていた、Wivenhoe Damも落ち着いてきたようですが、ブリスベンの道路は約106はまだ封鎖されております。以下1月13日現地時間午前10時のダムキャパシティ、少しずつ収まってきているようです。 [ダムキャパシティ] Wivenhoe Dam/ 187% Somerset Dam/ 174% 上空写真を見ていると、いかにブリスベンがヒリー(hilly)で丘が多い街なのか、改めて感じられます。おかげさまで全てが水没しなかったので、良かったと思うしかありませんが、これからの掃除や回復を考えると相当な損失ですし、衛生面が懸念されております。 今朝の段階で死亡者12人、行方不明者が74人と報告されております。 *新たに1人、Ipswichで男性死亡者確認、13人になっています。 ******************************************************** 【今後注意すべき事】 少しずつ水が引いてきており、道路が見えてきている場所も増えていますが、道路はへどろのような沈殿物がこびりついており、蚊の大量発生やGastro(ガストロ)、いわゆる腹痛の発生が懸念されております。 -ブリスベンカウンシルでは一度、飲み水(ドリンキングウォーター)は安全であると発表されましたが、可能であれば、水は一度沸騰させる事をオススメします。 -暑い夏の時期で、蚊の発生条件が十分に満たされており、大量発生が懸念されております。自分の周囲にある被害の残骸やコンテイナーなどに溜まっている水は極力流し、溜めておかないように心がけて下さい 。 ひとりひと...

ブリスベン洪水情報 緊急アップデート

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ブリスベンに在住の皆さん、全てのヨギー and ヨギーニの皆さん、無事に洪水から避難されておりますでしょうか?まだ洪水被害は始まったばかりですので、しっかりと情報をアップデートし、さらなる被害に備えて下さい! 1974年の大洪水以来の最大規模、また人口や30数年前当時との都市の発展と人口増加を考慮に入れると、1974年の洪水規模を超える最大規模の洪水(Flooding)が、ついにブリスベンに襲いかかってきており、ますます状況は悪化するばかり、こんな災害時なので、枕は控えめにしておきますが、とにかく皆さん大丈夫でしょうか?? わたしが出来る事は微々たるものですが、ブリスベン在住の方々、ブリスベン在住の友人や家族を持つ方々への情報アップデートが出来ればと思い、基本状況と最新状況、情報リンクをまとめます。あくまで、現在のブリスベンの洪水は始まったばかりと見られており、これから明日にかけてさらに、ブリスベンリバーの上昇は続き、 Flooding Area(水没地区) の拡大が予想されております。 【大洪水の経緯】 簡単に事の経緯を案内すると、昨年クリスマス頃にオーストラリアの東北部クイーンズランド州をヒットした、サイクロン「Tasha」ターシャにより、記録的な大雨がクイーンズランド州を大雨で覆い、雨の続く夏の年末となってしまったブリスベンだったのだが、鉱山地区として有名なエメラルドやさとうきびでおなじみの バンダバーグラム で有名なバンダバーグなど、次々と産業主要地区を洪水が襲い、ついに本日1月12日、ブリスベンリバーの氾濫により、 ブリスベンCBDいわゆる、ブリスベン・セントラル・ディストリクト と呼ばれる中心地が、この洪水に襲われ、ブリスベンCBDを中心へ広がる50以上のサバーブ(郊外都市)がこのフラディング(flooding)の被害に襲われてた。 エメラルドには友人が一時期住んでおり、ワインのブドウ畑、Vineyardで働いていたが、恐らくこのぶどう園も、洪水の被害に合っていると思うと心苦しい。 =============================================== ↑↑↑ブリスベンの西、農業で有名なGattonのさらに西の町、Toowoombaにて、Floodingの被害により、倒壊したれんがの建物 by Getty ============...