ブリスベン洪水情報 緊急アップデート


ブリスベンに在住の皆さん、全てのヨギー and ヨギーニの皆さん、無事に洪水から避難されておりますでしょうか?まだ洪水被害は始まったばかりですので、しっかりと情報をアップデートし、さらなる被害に備えて下さい!

1974年の大洪水以来の最大規模、また人口や30数年前当時との都市の発展と人口増加を考慮に入れると、1974年の洪水規模を超える最大規模の洪水(Flooding)が、ついにブリスベンに襲いかかってきており、ますます状況は悪化するばかり、こんな災害時なので、枕は控えめにしておきますが、とにかく皆さん大丈夫でしょうか??

わたしが出来る事は微々たるものですが、ブリスベン在住の方々、ブリスベン在住の友人や家族を持つ方々への情報アップデートが出来ればと思い、基本状況と最新状況、情報リンクをまとめます。あくまで、現在のブリスベンの洪水は始まったばかりと見られており、これから明日にかけてさらに、ブリスベンリバーの上昇は続き、Flooding Area(水没地区)の拡大が予想されております。

【大洪水の経緯】



簡単に事の経緯を案内すると、昨年クリスマス頃にオーストラリアの東北部クイーンズランド州をヒットした、サイクロン「Tasha」ターシャにより、記録的な大雨がクイーンズランド州を大雨で覆い、雨の続く夏の年末となってしまったブリスベンだったのだが、鉱山地区として有名なエメラルドやさとうきびでおなじみのバンダバーグラムで有名なバンダバーグなど、次々と産業主要地区を洪水が襲い、ついに本日1月12日、ブリスベンリバーの氾濫により、ブリスベンCBDいわゆる、ブリスベン・セントラル・ディストリクトと呼ばれる中心地が、この洪水に襲われ、ブリスベンCBDを中心へ広がる50以上のサバーブ(郊外都市)がこのフラディング(flooding)の被害に襲われてた。

エメラルドには友人が一時期住んでおり、ワインのブドウ畑、Vineyardで働いていたが、恐らくこのぶどう園も、洪水の被害に合っていると思うと心苦しい。



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↑↑↑ブリスベンの西、農業で有名なGattonのさらに西の町、Toowoombaにて、Floodingの被害により、倒壊したれんがの建物 by Getty
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【重要】ブリスベンの郊外、サバーブの現段階の水没状況が地図にて確認できます。ご家族やお子様や友人がいらっしゃる方で連絡がない方は、住所を確認して、以下のリンクにて、サバーブ名を選択し、クリックしてください。PDFファイルのダウンロードが可能です。


[ブリスベン水没状況マップリンク]


【緊急アップデート】

ブリスベンの州相のアナ・ブレイ氏の9News緊急会見

Anna Bligh氏は、これは観光や興味目的のツーリストのイベントではなく、シリアスな歴史上に残るシリアスな自然大災害で、"Do not travel, if you do not have to" と、必要がない場合は、外出は禁止するように問いかけております。また、この洪水は、ブリスベン市民、クイーンランド州民へのテストで、私達オーストラリア国民の本質を試すものだとも訴え、強いコミュニティの結束心、ベストピープルであるオーストラリア国民皆で乗り越えていくものだとし、被害にあっていない場所の人々や他の州の人々は、お互いに協力しあい、乗り越えていくものとし、会見を終えています。画面右後方にいるのが、現在の首相ジュリア・ギラード氏。対応がスローな日本の首相とは違い、主要都市ブリスベンへの災害に、すぐに対応し、会見にかけつけているところは、ブリスベンの人達は少しばかりでも勇気付けられるとこがあるかもしれない。

以下、参考リンク及び現段階で分かっている状況です。

『ブリスベンはとても丘が多い街で、全ての地区が洪水の被害にあっているわけではなく、地区の中でも坂の下や標高が低い場所が被害の対象になっておりますので、必ず避難する場所がありますので、ご安心ください。坂の上へ上へと避難すれば、被害は最小限に抑えられ、ミルトンなどでは近くのスーパーマーケットが避難場所となっていたり、コミュニティが協力しあっています。とはいえ、家のものや混乱の状況で被害が拡大する恐れもありますので、十分に注意してください。』

ブリスベン市長 Campbell Newman氏の発表によると、

*19700住宅、3500の商業施設、2100もの道が完全に水没すると見込まれています。

*その他、12000の住居、2500の商業施設が、少なくとも一部水没、また2300箇所の空き地や公園も水没予定。

*ブリスベンリバーは、午後には4.5m、そして今夜、明日にかけて最大5.5mまで上昇する見込み。

-ブリスベン近郊のIpswich(イプスウィッチ)では、900人が避難施設にて昨夜を過ごしました。Ipswichは1893年来の大被害。

-シティのColsスーパーマーケットは2.5m水没

-ブリスベンポート(港)はクローズ

-22000世帯が停電

>>>リンク<<<

蛇に乗って、洪水から避難するカエル

ブリスベンフラッドドネーション(洪水基金寄付の方法)


クイーンズランド州及びブリスベン洪水写真

一番トップの写真はブリスベンのバイクレーン。(Photo by Nic Debritz)わたしの過去ログを見た事があるかもしれないが、個人的にも大好きな川沿いの整備された、バイクレーンももちろん、この状況で全て水害の脅威にさらされており、この被害は甚大ではないことを物語っている。
良かったら、水害前の状況写真を過去の【バイカーズブリスベン 自転車入門】を参考にしてほしい。他写真と見比べてもどれだけ、川が上昇しているか分かると思う。

これから、まだまだ被害が増える可能性があるが、被害地区にいる人は、興味本位で写真を撮りにいったり、危険な遊びなどはしないように注意してほしいばかりだ。氾濫にて、河川に住んでいたサメが流れて、一般水泳地区に流れこんでいたり、ワニが流されて出現する恐れもある。

*その他、どうしても気になる事や現地と連絡が取れない方など、わたしが出来る範囲は限られておりますが、緊急の場合はお力添えが出来る可能性もありますので、kodaica@gmail.comまでご連絡ください。現地の近況報告もお待ちしてます。恐縮ではありますがあくまで、個人ので出来る事に限りますのでご理解下さい具体的な情報がなく、困っていた方、ある程度の情報がご提供でき、ご安心して頂いていれば幸いです。

実はこれもヨガの精神のひとつとして学ぶカルマヨガ♪心配な方も、現地で被害にあっている方も、落ち着いて肩の力を抜いて、鼻から吸って(inhale)吐いて(exhale)でココロを落ち着かせて下さいね。 

Namaste

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