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Showing posts with the label 芸術/アート/MUSIC

ラジオ4ZzZ

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ブリスベンは、比較的、都会的で、とても洗練されている。いわゆる、ソフィスティケイテッド(sophisticated )な洗練されたイメージの都市イメージもあるのだが、かなりアウトローに攻めてるやつ等もいる。 ガムツリー(ルームメイト等探しのポータルサイト) をじっくりと見て見ると個性あふれる経歴の持ち主達が、束になってルームメイトを募集してくる。 無難に行きたいところだけれども、せっかくなのだから、ちょっと冒険心な刺激を求めて、自分のブリスベン生活を満たしてくれる場所を捜し求めてみるのもひとつのブリスベンな楽しみ方であるわけなのだけれども、皆さんブリスベンをちょっとアウトローに攻めてみませんか?? ブリスベンには、インデペンデントレディオステーションと呼ばれる、ラジオチャンネルがあるのをご存知だろうか?? そのまま、考えてみると独立型のラジオ放送体制をとっていて、政府の影響を受けない、アンチギャバメントのラジオ局で報道に関しての規制がなく、自由で真実の報道が出来るチャンネルでもある。 と、ゲリラ的なイメージも拭いきれないけど、ココの流す音楽は、かなりのアウトロー路線を突っ走っていて、いい選曲をしてくれる。 ブリスベンに少し物足りない、ヒップホップテイストやレゲエテイストは、週末にたっぷりと楽しむ事ができる。 オーストラリア国内に眠る、若きアーティストや活動家を集めて、面白い音楽を集めて流したり、インタビューも行われている。夜中はぐいぐい、エレキやトランスサウンドで持ってきたりするし、正直時間帯によっては、かなり厄介なDJも揃っているけれども、そんなインデペンデントラジオステーションだからこそ、ヒットする時はヒットする、魅惑のラジオ局なのだ。 ブリスベンのチャイナタウンと呼ばれる、フォーティチュードバレー(Fortitude Valley)は、夜は姿を変え、ナイトクラブが連なる繁華街に変わる。アーティストが集まるのには、ちょうど良い場所だけれども、さらに先にいった、New Stead(ニューステッド)の入り口あたりに、ほわっと、佇む家。のようにも見えるラジオステーションには、4ZZZという文字が目に入る。 かなりパンクで、アナーキーな雰囲気が佇み、政治的なものや、反核メッセージなども見られる。 政治的な話しもかなりするし、ジョ...

同性愛とアボリジニ

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先日の Queer Festival は映画祭なので、多少の出費が否めないのだけれども、我らがパワーハウスの全てが有料のイベントであるワケがない! 相変わらず、フリーイベントがお得意で 留学生やワーホリメーカーさんに優しいパワーハウス では、今回もイベントを用意しているが、注目したいのが、メルボルンを拠点とする写真家のBindi Cole氏(ビンディ・コール)のドキュメンタリー写真展、 "Sistagirls" (シスタガールズ)である。 オーストラリアの北部にある州、ノーザンテリトリーの州都 Darwin(ダーウィン ) は、オーストラリアを旅する人なら、必ず耳にした事のあるだろう、オーストラリアの中でも、原始のままのオーストラリアを感じさせてくれる、人気スポットだ。 このダーウィンから飛行機で約30分の距離にある、 Tiwi Islands(ティウィ アイランズ) は、タスマニアを除いて、最も大きな島の Melville島 と Buthurst島 から成る諸島でである。 Bindiの写真展は、この人口約2500人の90%がアボリジニである、ティウィ諸島へ訪れた時に見た、まさに西洋の ドラッグクイーン のような格好をしたアボリジニを発見、興味を持ち、そのまま取材を続ける事になり、5週間も密着していたそうだ。 "Sistagils" はアボリジニのTrans gender(トランスジェンダー/性不一致)のグループで、現在約50人にもなる。 撮影と西洋社会のメディアへの公開を2週間に渡って、原住民のアボリジニと交渉を続け、撮影から歴史、彼女達の抱える問題などが、Bindiによって明らかになったSistagirlsの存在は、オーストラリアだけでなく、アボリジニ(原住民)とヨーロッパ人(侵略者)における支配によって生まれた、全く新しい文化として、新たな問題を浮き彫りにした。 1800年代に、西洋人の上陸と侵略を受けた、ティウィ諸島は、1900年前半にキリスト教の布教と教会建設が続き、キリスト教色の濃い地域でもあり、この原住民とキリスト教、欧米文化が、まるでアメリカのドラッグクイーンと似たような文化を生みだした。 シスタガールズにはルールがある。 西洋文化で見る、ゲイコミュニティとは少し異なるものとして、考えても良いと思う。 彼女達は...

ゲイフレンドリーな映画祭

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ブリスベンならずとも、オーストラリアは同性愛に非常に寛容で、ゲイフレンドリーの国としても、名を馳せているのは、ブリスベンに住んでいると、 "感じる" 事かもしれないけれど、始めてオーストラリアに来た人達は、若干衝撃をうけるのではないかと思う。笑 ゲイのパレードはことあるごとに行われ、シドニーでのゲイパレード、マーディグラス(Mardigrass)などは、オーストラリアを語るのに、外せない存在になっている。 オーストラリアでは結婚こそ、認められていないものの、長い間同棲をしていたり、結婚と同様の生活をしていれば、"内縁の妻"のような権利関係も発生するので、人権的な部分に対しての対応も整備されており、ゲイの方々が過ごしやすい環境作りが出来ている。 最初に言っておくと、日本で言うおねぇやおかまちゃん的な要素はありつつも、彼らは肉体美を好む傾向も強く、鍛えられ引き締まった体を見せ付ける(Show off)してくるので、多くの女の子達にも人気がある。日本でも同じように、時として女性よりも女性らしい素顔を見せてくれるのだろう。 あっというまに今年も、3ヶ月が終わろうとしていて、時間の早さに驚き、焦りを感じる毎日だが、来る4月には世界中で、国際クィアフィルムフェスティバル(Queer Festival)が行われる。 発音としては、Queen(クィーン)の最初の部分に近づけ、クィーアと読むと通じやすいこの単語は同性愛者という意味で、基本的には、ゲイ関連の映画祭である。最近になって、街角でQueer Festivalの文字はこの映画祭の事である。 ブリスベンでは、もうオナジミの郊外の町、ブリスベン市内からバスで約15分の隣町New Farm(ニューファーム)にあるPower House(パワーハウス)で開催される。 THE 12TH ANNUAL BRISBANE QUEER FILM FESTIVAL 期間:FRI 8 - SUN 17 APR 2011 (4/8 - 4/17) このQueer Festivalは映画祭なので、映画を見る為には、チケット$16(大人)がかかるのであるが、ここでしか見る事の出来ない、レアな映画もたくさん登場するので、後々紹介していきたい。 ニューファームについては⇒ 過去ログ【芝生に寝転がりたい!】 Gayをあ...

夏の過激な音楽フェスティバル!

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地震の余震もとまらない状況が状況なので、まくらは自粛しておくのだけれども、ブリスベンでは、まだまだ夏が終わったわけではない。 洪水の爪あとも減ってきたし、これからせっかくの夏をぱぁーっと過ごしてみたって、悪くはない。 と、いうわけで、これからは夏フェスの季節であるわけなので、音楽を楽しんじゃうのもひとつの手だろう。 HipHop好きでなかったら、全然気にも留めないかもしれないけれど、正直オーストラリアでカッコイイHipHopを探すのは難しい。そもそも、ほとんどのHipHopはアメリカからだし 、オーストラリアのアンダーグラウンドHipHop を探しても限界があるのは、否めない。もちろん、悪いワケではないから、良い音もあるのだけれど、結局アメリカと比べてしまうとクオリティが落ちるのは仕方がないと思う。 これが、興味深いことに、カナダなら同じ北米なんだから、いい音あるんじゃないの?と思うかもしれないけれど、正直カナダのバンクーバーに限っては、HipHopシーンは控えめな感じであるといってもいいと思う。 しかし、やっぱり、アメリカでなくともカナダやオーストラリアの醍醐味は、大物アーティストがひょこっとやってきてくれて、どでかいイベントを起こしてしまう!という部分に違いない!! ここまで話を盛り上げてきておいて(笑)、生半可のアーティストじゃ満足いかないと思うけれど、ご心配は無用である。やっぱり、南国のオーストラリアが好きなアーティストは多いし、ある意味アーティストたちの仕事の需要がある夏の南半球は、アーティストのお仕事事情にとっても大切な場所なので、わざわざアメリカに行かなくても上質なサマーフェスが楽しめるわけなのだ。 これは、ほんの一部に過ぎないけれども、Snoop DogとNelly, Busta Rhymsまでが、来てしまうなんて、ものすごいことになるんだろうと思うこの、ブリスベンのサマーフェスはその名もSupafest2011(スーパフェスト2011)!! ブリスベンのサバーブ(郊外)のBowen Hillsにある RNA Showground にて、行われるこのイベントは都市部で行われるイベントの中でもかなり巨大規模のHiphopとR&Bのフェスで、オーストラリアの主要都市を回るツアーである。 [日時]2011年4月16日(土) 12:00PM-10:0...

オージーHipHop

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HipHop音楽といえば、ラップ。いわゆる言葉遊びから派生されたとも言われている韻を踏む歌詞(リリック)で、周りを圧倒して多くの人を魅了する音楽であると同時に、攻撃性の強い、アグレッシブな音楽であるという印象もついていると思う。 ギャング同士の抗争を、音楽や踊り、ラップなどの言葉遊びで勝敗を決めるという要素が強かったようだけれども、いつしかそれはありとあらゆるメッセージを乗せて、発信するという要素も加わってきた。 元々、黒人音楽という物自体が強者(白人)に虐げられてきた所からの、抵抗という性質がある為、様々な形に隠れて、Jazzやゴスペル、ヒップホップという音楽のジャンルと形を変えてきたのだが、よぎーやよぎーにの皆さんは、Hiphopなんて聞かないんじゃないの?なんて皆さん思ってませんでしょうか?? ヨガをやってて、常々思う事は、彼らは決して特別ではなく、普通の人間なのだなぁ、と思う。聞いてて、当たり前でしょう?と思う人もいるかもしれないけれど、もちろんビールも飲むし、肉を食べる人もいる。音楽だって、ヒーリングミュージックやワールドミュージックだけではなく、レゲエが大好きな人だっているし、ヒップホップを好む人だっている。もちろん、ビートルズや80's, 70'sが好きだっておかしくない。なぁんとなくだけど、わたし達は勝手なイメージを作り上げてしまい、しまいには、ヒンドゥ音楽やマントラをいつも聞いているのがよぎーやよぎーに。。なんじゃないの?って思う人もいるかもしれない。 って、これは言いすぎ(笑)だけれども、特にヨガをやるにあたって、制限などはない。 強いていうならば、ヨガの前2時間は食事をしない事だろうか。水は飲んでも良いが、なるべくなら水分も減らしたほうがいい。というのは、西洋的に言わしてもらえばヨガはフィットネスの類であるから、激しい運動前の運動は控えた方がいいワケであって、哲学的な問題でもないし、食べ無すぎて倒れるくらいだったら、チョコバーや多少の糖分、エナジーバー、バナナなど、補給しても良いだろう。自己管理である。 音楽も同じで、ヨガを終えたら普通の人。ヒップホップだって大好きな人もいる。ただ、個人的な意見としては、お金や銃の話より、家族や友人・またメッセージ性が強いHipHopが好物である。 メッセージ性が強いというと、攻撃的であるという...

ぶぎうぎブラザーズ

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ブリスベンといえば、やっぱり英国やヨーロッパの影響をとても、強く受けており、街を歩いているだけで建物などからその雰囲気を感じ取る事ができる。もちろん、建国してからの歴史が短いオーストラリアだから、ヨーロッパまでとは言わないが、現代のモダンデザインと100年以上前の建築との融合は、オシャレ極まりない。 特にブリスベンの位置する、クイーンズランド州(QLD)はすっかり洪水・台風被害でおなじみになってしまったが、亜熱帯性気候で、サブトロピカルの植物生態を持っている。これが、何を表すかというと、南国植物に覆われているという事なのだ!! ヨーロッパ風の建築物に、ヨーロッパでは見る事のできない、トロピカルな植物達の融合は、遠く離れた南半球オーストラリアの醍醐味でもあると思うのですが、皆さん少しずつイメージは沸いてきましたか? 写真はTaringa駅周辺のモノだけど、その辺りの街の植物達がとにかくトロピカルなのだ。ジャカランタに、ツリーファーン。基本的に日本などの地域では外で冬を超える事が出来ないものばかりで、まるで温室植物園の中に街があるのかと思ってしまうくらいだ。日本では熱帯系植物として、室内の観葉植物としてまぁまぁいい値段がするものばかりだけど、ブリスベンのように手軽に手に入り育てられるのは魅力的だ。 一瞬、大好きな植物に話がそれがちだったけれども、なんとか食い下がって、建物の話に戻したい。ブリスベンにはまだまだ、素敵な建物や教会が残っているので、日本では触れる事のない場所にふらっと立ち寄ってみるのも良いと思う。なにしろ、お金がかからないし、キリスト教に入れなんて、言われるわけじゃないので、ステンドグラスのキレイさや建物の違いは日本の神社などと比べてみても、全く異なる文化なので、面白い。日本とどう違うのか分析して、勉強してみるのもナイスなアイデアだ。学校に行っているのなら、プレゼンテーションのトピックにもなる!笑 見て欲しい!この古き建物と、南国植物のコンビネーション。一体どこのお城だろう?とか思ってしまうが、これは、ブリスベンのチャイナタウン周辺、Fortitude Valleyから少し坂を上った、Bowen Hillsというサバーブに佇む、その名も "The Old Museum" である。元々はエキシビジョンビル兼コンサートホールという名で、189...

サイクロンの影とチベットフェス

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まだまだ夏の暑さを感じさせるブリスベン。洪水被害もなんのその、様々なチャリティーイベントや夏のイベントは留まる事をしらない、今日この頃、みなさんアートや音楽も楽しんでますか? と、その前に、以前に話したサイクロンヤシが、ケアンズに直撃する事が確実となった。 サイクロンの規模の大きさはカテゴリー1から5までで分類分けされており、ジョジョに勢力を増していった、第2弾のサイクロンヤシは急速な勢いでカテゴリー5まで成長してしまったのだ。 サイクロンヤシは今夜10時頃までに、オーストラリア大陸に上陸し、ケアンズ、タウンシビル周辺に直撃。そして、周辺約500kmの地域に甚大な被害を与えると予測されている。 ケアンズ周辺はサイクロン/ストームのよる被害は、受けているものの、最近のもので1974年にきた、Cyclone Tracy(サイクロントレーシー)の風速250kmを超える最大風速300km. また、以前最大の被害を受けたと言われるサイクロンラリーの2倍の大きさであるとされている。 今まで、被害に耐えてきた家や人々は、人生史上最大のサイクロンを迎える事となっている。 洪水被害から駆け巡り、疲労困憊のクイーンズランド州プレミアのAnna Bligh氏はブリスベンにて、 "This is 24 hours of some of the most frightening weather that most people will ever have experienced," "これから起きる、24時間は多くの人にとって、今までに体験したことのない恐怖の気象災害となるでしょう" と伝えている。 そしてもちろん、このサイクロンが来ている間は外に逃げたりしない事。十分な準備をして待機するしかないようだ。多くの人はケアンズから抜け出し、シドニーに行った人もいるようで、もしまだケアンズにいるようであれば、避難するには少し遅すぎるので、十分な対策をすること。そして、 サイクロンの目に入ったら、ものすごい静寂に覆われる事となるが、これもしっかりと注意をする事が必要だ。もちろん、サイクロンの目はどこにあるかわからないので、早まって外に出てしまうのは危険かもしれない。 [グレハウンドバス状況] 長距離バスのグレイハウンドオーストラリアのバス、ケアンズからロック...

ワタ グッドモーニング

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偶然見つけた、JazzバンドはBrisbane Festivalのショー探しに夢中になっている時で、The Rooftopsというジャジーでファンクな、なんといっても音楽を聴いているだけで体が勝手に動き出してしまいそうな、素敵なバンドだ。 正直、ブリスベンの音楽シーンに関してはあまり期待していなかったのは個人的に否めないのだが、出会う時は出会うものだ。ついにものすごい人ごみに覆われたブリスベンRiverFireにてブリスベンフェスティバルがオープニングを迎えたのだ。 Brisbane Festivalに関してはとにかくVenue(会場)が多すぎるので、近場で何か良いものはないかと探していたのだが、実際わたしの住むニューファームにはアーティストの集まる、ブリスベンきってのアートシアター Power Houseをはじめ、とにかく質の良いshowが集まりすぎている。予算の問題もあるから、あれやこれやと行くわけにはいかないのだが、ブリスベンのパーティと言えば、もうココしかないと声高々に宣言したいChina Town a.k.a Valleyでもなかなかお洒落なバンドが集まってきているみたいだ。 そこで、片っ端から我らがyoutubeで探して偶然にして出会ったのが、The Rooftopsだ! 写真の感じもイイ!音楽ジャンルもヨサソウ!しかもValleyにクル!よしよし、コレは良さそうと、頷きながら彼らのウェブサイトに突入して流れて来るグルーヴは、久々にヒットのJazzサウンドでなんだか元気の出てくる明るい、グッドテンポのサウンド! たまらない音楽性のお洒落さに、ヨシ彼らを見に行くぞ!とちょいと気合を入れるとなんたって、チケットは SOLD OUT という悲しい結末だった。 せっかく生でThe rooftopsの演奏を聴くチャンスだったのに、ちょいと出鼻を挫かれる。$15という安さだったし、やはりなかなかの人気者なのだろう。 でも、ココまで出掛かってきたこの生バンドを聞きたい欲求がどうして抑えられようか!? バンクーバーのJazz Festival以来、本格的にはまり始めているJazzなのだが、ここオーストラリア・ブリスベンもJazz Barのクオリティは非常に高い。デザイナーの質も高いし、混んでいないので、目の前で質の高い演奏を見れるのも魅惑のブリスベンだ。 お気に入りのV...

芸術の都、ブリスベン

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まさに今、今週の土曜日に迫りに迫った、ブリスベンフェスティバルの事は、最近ブリスベンに住むBRISIEE(ブリジー)なら耳にしてるに違いないと思ってる次第なのだが、何かとこのフェスティバルはオープニングナイトの花火がフィーチャーされがちである。 確かに、冬とはいえ、今は8月だし、なんだか日本人としては、8月=花火の方程式が、脳みその中で自動計算されて、『おっ!花火!』となってしまうのだが、ちょっと落ち着いて辺りを見回すとこのブリスベンフェスティバル a.k.a Brisbane Festival 2010 は、一言で言うと・・・オーストラリア国内外から一斉に斬新で、するどく、脳のセンスに切り込んでくる素晴らしいアーティストが集まる、芸術のファイアーワークスならぬ、アートワークスなのだ! 無料で見れる、7時半から行われる花火は、あくまでオープニングセレモニーに過ぎず、その夜King George Squareはダンスフロアと化す。 とまぁ、芸術・芸術、アート、ミュージック、アート、ダンス、アートとちょっとクドイくらいかもなのだけれでも、例えばどんなアートの事を指すのか?というと・・・かなりヨーロピアンな感じのスタイルで、日本でまず見る事の出来ない選りすぐりのSHOWである。 分かりやすくいうと、バレエやオーケストラ、オペラ、モダンアート、サーカス、パフォーミングアーツ、コンテンポラリーダンス、コンサート、あれやこれやと騒げど、これでもかというくらいの芸術的なエンターテイメントが集結する。特にこんな言い方はないのかもしれないけど、すごく品のある芸術を見せてくれる。 面白いアイデアとして、わたしが一目置いているのが、トップの写真のThe Dirty Brothers による、The Dirty Party.  じゃー、こいつら何やるんだって、言ったら、わかりやすく言うと、オーストラリア版電撃ネットワークだ! 自分で言っておいて、これ以上ない分かりやすい説明だと思ってしまうのだが、電撃ネットワークをご存知ない方は、 元 ダチョウ倶楽部の 南部 虎弾率いるTOKYO SHOCK BOYS と、微妙なプチ情報を織り交ぜつつ、ようは体を張った、無茶苦茶なフィジカルコメディと称されている。 The Dirty Brothersってのは、そのまんまで、無茶苦茶な事ばっかりする。針を体...