ぶぎうぎブラザーズ


ブリスベンといえば、やっぱり英国やヨーロッパの影響をとても、強く受けており、街を歩いているだけで建物などからその雰囲気を感じ取る事ができる。もちろん、建国してからの歴史が短いオーストラリアだから、ヨーロッパまでとは言わないが、現代のモダンデザインと100年以上前の建築との融合は、オシャレ極まりない。

特にブリスベンの位置する、クイーンズランド州(QLD)はすっかり洪水・台風被害でおなじみになってしまったが、亜熱帯性気候で、サブトロピカルの植物生態を持っている。これが、何を表すかというと、南国植物に覆われているという事なのだ!!

ヨーロッパ風の建築物に、ヨーロッパでは見る事のできない、トロピカルな植物達の融合は、遠く離れた南半球オーストラリアの醍醐味でもあると思うのですが、皆さん少しずつイメージは沸いてきましたか?

写真はTaringa駅周辺のモノだけど、その辺りの街の植物達がとにかくトロピカルなのだ。ジャカランタに、ツリーファーン。基本的に日本などの地域では外で冬を超える事が出来ないものばかりで、まるで温室植物園の中に街があるのかと思ってしまうくらいだ。日本では熱帯系植物として、室内の観葉植物としてまぁまぁいい値段がするものばかりだけど、ブリスベンのように手軽に手に入り育てられるのは魅力的だ。

一瞬、大好きな植物に話がそれがちだったけれども、なんとか食い下がって、建物の話に戻したい。ブリスベンにはまだまだ、素敵な建物や教会が残っているので、日本では触れる事のない場所にふらっと立ち寄ってみるのも良いと思う。なにしろ、お金がかからないし、キリスト教に入れなんて、言われるわけじゃないので、ステンドグラスのキレイさや建物の違いは日本の神社などと比べてみても、全く異なる文化なので、面白い。日本とどう違うのか分析して、勉強してみるのもナイスなアイデアだ。学校に行っているのなら、プレゼンテーションのトピックにもなる!笑



見て欲しい!この古き建物と、南国植物のコンビネーション。一体どこのお城だろう?とか思ってしまうが、これは、ブリスベンのチャイナタウン周辺、Fortitude Valleyから少し坂を上った、Bowen Hillsというサバーブに佇む、その名も"The Old Museum"である。元々はエキシビジョンビル兼コンサートホールという名で、1891年に完成した建物で、現在はクイーンズランド州の文化遺産に登録され保護されている。

現在でもユースオーケストラやアーティスト、ミュージシャンが訪れ定期的に演奏をしている場所で、よぎーとよぎーににはたまらないヨガフェスティバル【よぎーとヨギーニの祭り】も実はこの、オールドミュージアムで開催されている。興味がある人はでも触れている。

ボブディラントリビュートやクラシックコンサート、ロック、ポップ、『ロミオとジュリエット』バレエイベントなど、かなりヨーロピアンな芸術イベントが開催されて、建物との相性たっぷりのヨーロピアン的イベントが行われているのも見所で、興味があるイベントがあれば、せっかくだったらこのThe Old Museumでの鑑賞がオススメだ!!

そして、なんとこのオールドミュージアムにジャパンからのピアノブラザーズと言えばこの人たち、レ・フレールがオーストラリアツアーに3月からスタート!そして、ブリスベンには3月15日(火)に開催が決定した!!!



ピアノファンにはたまらないどころか、大興奮のイベントなのだけど、レ・フレールご存知ですか?いやはや、彼らは今わたしがもっとも好きなピアニスツで、ひとつのピアノで連弾をするおきて破りな兄弟なのだ。初めて、日本のテレビで見て衝撃を受け、その後ライブにも行ったが生の演奏は素晴らしい。わたしの母もすっかりファンクラブに入って、屋久島ライブまでおっかける熱中ぶり。

もし、知らない人はこの機会に是非チェックしてみてほしい。基本はブギウギと呼ばれ、アップテンポでかなりテンションがあがる早い音楽。2人だから手が4本。20本の指で繰り出されるスピードにわたしは完全にはまってしまった。ピアノは弦楽器である。という概念で、ピアノの弦を押さえて音を変え、琴のような音楽を奏でたり、チューニングをわざと狂わせて弾いたり。もちろん個々のレベルもむちゃくちゃ高い。強いて言えばトークがいまいちなのだが(笑)、芸人さんではないので、音で魅せてほしい。



聞いているだけで、テンションがあがってしまう、レ・フレールの連弾が、オールドミュージアムとのコラボなんて。。。
日本では、即効で売り切れてしまうチケットだけど、今回はクイーンズランドの洪水チャリティーコンサートも兼ねており、$35で販売している。日本人が海外で、しかもアートの世界で活躍するのは、とっても楽しみだし、ファンとしてもオーストラリアで大人気を博する事を期待する。いや、絶対オージーはこの手のテンション高い音楽好きなはず!!

レ・フレール公式サイトはコチラから

ブリスベンのコンサートチケット購入はコチラから

The Brisbane old Musuem公式サイト

*今日のよぎーな豆知識 -おまけ-*

レ・フレールの家族事体、実は屋久島出身らしい。ファンクラブに入ると、ファンしかいけないコンサートがあるそうで、屋久島ツアーが行われたのもそれが理由だそうだ。子供達にも大人気で、レ・フレールのピアノを目の前にすると、みんな嬉しくなって、踊り始めてしまうよう。カワイイ!ディズニーランドのイクスピアリでコンサートを度々しているのもあり、ディズニー系のアレンジも多い。著作権の関係上、CD化できず、コンサートでしか出来ないアレンジ曲(久石嬢など)もあるし、結構マジですごい。うーん、やっぱりエンターテイメントなピアノは面白い。

[おまけのディズニーアレンジ]



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